『探偵はBARにいる』はチャンドラーを思い出す

お正月深夜映画で録画していた『探偵はBARにいる』を見た。
2回目かな。チャンドラーっぽい。探偵の性格が複雑なんだよね。よくわからないところで意地張ったりする。それで、ボコボコにされたりする。でも、決して折れない。マーロウと同じ。
謎の美女に振り回されるのも、チャンドラーっぽい。

テレビ用に色んな細部がカットされていたような気もする。
昭和っぽい札幌だが、平成。ケータイ電話、スマホはまだ。2000年代?
どこでも眠る助手。北海道大学助教?喧嘩が滅法強い。

ネタバレとか気にすると書きにくいので書かない。
結末は良かった。普通は間に合うところをこの映画では間に合わせない。それが清々しい。いいじゃん、最後までやらせてあげれば。