正月三日の憂鬱

どんど焼き

正月三日の憂鬱は激しい。
明日から仕事だ。
吐き気や頭痛さえすることがある。

長男が箱根駅伝の復路を見ているのも苛々する。長男は悪くない。悪いには、自分のメンタルだ。
青山学院が圧倒的に強いのも苛々する。青山学院は悪くない。

さて、時間がつらいのだ。あっという間に4日の業務開始時間になればいい。そうすれば流れに乗るだけだ。
連休明けは頭を使わない。自動思考でいい。
4日、まずは自分の体を職場に運ぶことに集中する。
夏休み明けに自殺する学生が多い、ということをよく聞くが、正月休み明けのサラリーマンはどうなんだろう?

アルコールに逃げるのが楽だ。しかし、仕事のことを考えると、飲み過ぎるのも良くない。寝る前4時間前には飲むのを止めた方がいい、という情報があった。夜9時に就寝するとして、夕方5時までに飲むこと。それまでにハイボール350ml でいくかな。

この文章はどのタイミングで投稿するかな?
こうやって憂鬱すらブログにすることで、成果を出す。死という敗北が必ず待ち受けている人生に対する一種の復讐なのである。
下記に書いているが、夕方5時から飲み始めるタイミングで、ブログ記事にして予約投稿しよう。
この辺り、前後しながら書いているので、流れや接続がおかしくなるかもしれないが、その辺りもへらへらいこうと思う。

いや、飲むのは夕方6時まででいい。だとすれば5時から飲み始めよう。子どもたちを風呂に入れるタイミングはフリーにしておく。様子を見ながら。家族がいれば、厳密なスケジューリングは諦める。その辺は臨機応変にやる。

あとは皿洗い、明日の準備ぐらいか。明日の準備は夜8時からやろう。予定を粗々で決めておいて、機械的に、しかし、融通をきかせてやればいい。できる限り悩む時間を無くすことだ。

悩む、というのは本当に無駄だ。明日からの仕事については、明日の朝、出社しないことには情報が少なすぎて、下手の考え休むに似たり、である。その辺りの割り切りも練習だろう。

BGM はエミネムの Without Me で。邦楽はエモーショナルすぎる。ビートのきいた洋楽がいい。

Without Me

Without Me

Kindle での読書もなかなか頭に入ってこない。不安が集中力を低下させている。Kindle はビジネス書や哲学書が多いので、こういう時は、お気楽に読んだことがある小説がいい。矢作俊彦『スズキさんの休息と遍歴』はどうだろうか。飲みながら読むのにちょうどよさそうだ。再読するのは、20年ぶりぐらいかもしれない。旧友に会う感覚で。
あるいは、ニーチェニーチェは、哲学書としては、酔っ払って、踊りながら読むのにふさわしい。

そういえば、年賀状の第二弾が届けられているかもな。
無かった。三日も配達しないのかな?ちょっとホッとしている。返事を書く必要がないからだ。
今年は、写真付き年賀状を作らなかったので、たくさんの言葉が必要となっている。いただいた年賀状を読み込んで、相手のことを深く考えながら返事を書くのは骨が折れる作業なのだ。

高校サッカー、地元の神村学園は、Twitter で結果を知ってしまったので、テレビ放送を見る気が無くなった。長女の「パネルでポン」に譲った。その BGM は、しかし、気持ちが滅入るな。

いいや、この辺でアップしてしまおう。その後は飲みながら、また考える。

道徳の系譜学 (光文社古典新訳文庫)

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