アダム・スミスは『道徳感情論』で「承認欲求」について書いている。
以下の引用はすべてKindle版より。
観察されること、注目されること、共感、同情および是認をもって特別に留意されること、これが、我々がそこから引き出すといわれる利益のすべてである。1319
まるでFacebookについて書かれているような文章である。SNSの時代にはなっても、人間そのものは当然さほど変わっていないということ。
『道徳感情論』は読むのにまだまだ時間がかかりそうなので、とりあえず覚書としてブログにアップしておこう。
- 作者: アダム・スミス,高哲男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/11
- メディア: 文庫
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