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ラズロ・ボック『ワーク・ルールズ!』を読んだ。いわゆるGoogleの中の人が書いた本。Google本に外れ無し。
ラズロ・ボックはGoogleの人事担当。人事の本でおもしろいのはさすがGoogleだなあ。もうGoogleには敵う気がしない。
メモをたくさんしたが、それらを列挙する意味は無い。インストールされた知識や知恵じゃなきゃ使えない。
人事というのは組織にとって最重要事項なのに、官僚的システムが支配して機能していない組織は多そう。本書は参考になる。改革とか大げさじゃなくても変えられることはある。今の自分は、人事担当では無いが、採用できるアイデアはある。一人一人が小さな実験を行い、大きく組織を変えていく。そういったイメージを持っている。
人事を担当しているなら読んでおいて損は無い。というか、ぜひ読んで欲しい。
「バラク・オバマ米大統領も自分が考えなければならない事柄を限定して、重要な問題に集中できるようにしている。」448
こういう箇所には、エッセンシャル思考が根付いていると感じた。Googleという組織自体がエッセンシャル思考で動いている。エッセンシャル思考については、現在、再読しているのでまた書くと思う。
Kindle版があるみたいなので、安くなれば買って再読しようと思う。
- 作者: ラズロ・ボック,鬼澤 忍,矢羽野 薫
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本
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