ワクチン接種推進の難しさ~親の立場に立つと

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photo by Daniel Paquet

自分の子どもにインフルエンザワクチン接種して亡くなる、というのは親にとってはワクチン接種しなかったら死ななかった可能性が突きつけられるから辛い。一方、インフルエンザに感染して亡くなることはどこかで病気だから親の責任ではないという点がある。そのアンバランスが合理的判断を歪める。
そこをクリアできる論理を推進派も提示できていない気がする。自分も反対派の親をうまく説得できない。
ワクチンの効果が「見える化」されないところも難しい。自分がワクチンを接種したからインフルエンザにかからなかった、ということはわからない。

とりあえず2歳次男にはインフルエンザ予防接種を受けさせた。
6歳長女は、注射と聞くと体を固くして叫んで嫌がる。そこまでして受けさせるか?注射が大嫌いな子どもを病院に連れて行って受けさせる大変さはそれだけでサザエさんが一話できるくらいだろう。
10歳長男は、どうしよう、、、

自分は職場で接種した。
妻は妻に任せる。

個別に考えて判断するしかないと思う。難しい。毎年悩む。

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参考図書

予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)

予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)