先日書いたアイデアマラソン止めますという記事に対して、考案者の樋口健夫氏本人*1からコメントいただいたので、まずは引用してみます。
http://d.hatena.ne.jp/akizukid/20100402/1270179955
こんにちわ。アイデアマラソンの考案者の樋口健夫です。今まで継続されていたアイデアマラソンを停止されるのは、非常に惜しいです。何かを考えて書くという自分に対するプレッシャーが新しいものを考えて行動していく起動力となります。今までどれだけの発想数をためられてきているか分かりませんが、考えて書くことに「脅迫」とか、忘れることの美しさというのは、言葉の上であり、覚えなくてよいものを意味します。発想は脳を活性化させることにつながるわけですから、それを中断されているとすれば再開されると、驚くほど、以前より発想力がついていることに気がつきます。
▼
さて、何か返答を書きたいと思っています。
アイデアマラソンを禁止したわけではない
アイデアマラソンを止めました、と書きましたが、禁止したわけではありません。書きたい時は書きます。ただ、通し番号をつけるのがちょっと億劫なので、その番号をつけるのは止めようと思っています。アイデアマラソンの胆は、この通し番号をふるところにあるんじゃないでしょうか。発想番号ですかね。これを止めてしまったので、アイデアマラソンを止めました、と書いたわけです。今まで発想番号をふっていた内容もデジタルデータに入力はしていませんでした。これだと後日の検索性が弱いんですね。
というより、自分のアイデアに検索性が必要かどうかもよくわからなくなってしまいました。検索できるキーワードが思いつくようなアイデアは思い出せます。そもそもキーワードすら思い出せないアイデアは、デジタルデータでも検索できない? とにかく今は、「発想番号」をふることなく、エストランジェ・ディ・コスタリカのre-Collectionノートにつらつら書いています。それを4-hours writingの時などにぱらぱら眺めるといったアイデア活用法にしたわけです。
しかし、樋口氏としては、発想番号をつけない方法は、アイデアマラソンではないんだろうなと思っている次第です。
稼ぐ人になるアイデアマラソン仕事術―発想とツキで、強いチームを生み出す、仕事ができる人のやり方 (Best selected business books)
- 作者: 樋口健夫
- 出版社/メーカー: 日科技連出版社
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
- クリック: 35回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
*1:しかし、実際、このコメントが樋口氏本人からだというのはどうやって確認したらいいのか?別に今回はそこまで厳密に考える必要はないだろうから、本人ということで話をしている。