BOSEはスチャダラパーの人ですね。ポンキッキーズに出ていた頃はよく聴いていました。この本は妻が見つけてきました。
聞き手の永田泰大さんは、ほぼ日刊イトイ新聞の方ということで、全編に「雑談の哲学」がみちみちています。
いわゆる整理術の本と違って、実際はほとんど整理できていないところに色々理屈や関係の無い話が入ってきます。
この本はレバレッジメモを作るような本ではありませんね。
時々、爆笑しました。本で爆笑するのは珍しいことです。
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しまおまほの家族3人の写真が、森田芳光の映画のワンシーンみたいでおかしい。
センスがあれば、片付ける必要はない。私は、センスが無いから片付けないと美しくない。
そういうことを理解しました。
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読んで考えたアイデア
普通の整理術の本だと、紹介されている整理術が使えるか使えないかの判断をするだけなんですが、この本は色々と考えさせられました。そして、色々考えたアイデアを下記に並べてみます。
- デジカメで撮影して捨てる
- たとえば、子どもの幼稚園での工作や結婚披露宴に出席した際の席次表や新郎新婦紹介パンフレットなど
- 家の外へ持ち出す
- とにかくまずは家の外へ持ち出すことです。職場へ持って行く?
- 紙はPDFにして捨てる
- 学生時代にコピーでためこんだ資料などを今どんどんPDFにして捨てています
- 修士論文の下書きもPDFにしました。
- ロディアもペンも付箋もどんどん使う
- 貧乏性のせいかロディアなどは思い切り使えずに残っていますが、残してもしょうがないですよね。物の命は使われることにあるので、ここはどんどん使っていきたいところです。
- 試供品はすぐ使う
- シャンプーや洗顔料の試供品などが、ふと出てくることはありませんか?もらったらできる限りその日の内に使う方がいいですね。
- 収集に注意
- 手に入る本、CD、ビデオは売る
- たとえば、今ではあまり聴かない、当時はやっていたから買ったベック「オディレイ」などは売っても大丈夫だと思います。どうしても聴きたい時はまた買えばいいです。あるいはレンタルするとか。TSUTAYAを自分のアーカイブとみなせばいいんですね。
- 地球上のどこかにオリジナルが存在しているものは、捨てる
- これは上の本、CD、ビデオなどの考え方にも通じます。また、最初に挙げた新郎新婦紹介パンフレットなどは、当の二人がオリジナルを持っているはずなので捨てても構わないでしょう。
- 休みの日は常に片付ける
- 整理整頓、物を捨てるなどを休日の習慣にしようと思っています。片付くとすっきりしますしね。
- ハードディスクレコーダーの整理をする
- 片付けを趣味にする
- 究極ですね。片付けることが楽しくなればいいですね。
- 文房具のストックをしない
- ロディアとかジェットストリームの替え芯とか、ストックはしないようにしています。無くなってから買いにいけばいい。その間は別の物で代用できます。ストックするのは、ユビキタス・キャプチャー用のモレスキン(もしくはその代替)ぐらいでいいと思います。
- 作者: BOSE(スチャダラパー)
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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