家庭に一冊中島らも

つるつるの壺

つるつるの壺

今読んでいるのは町田康「つるつるの壷」であり、この中で町田さんがウィリアム・バロウズと並んで名前を挙げていたのが中島らもである。前者はヤク中で後者はアル中である。
残念ながら、中島らもは読んだことがない。相当おもしろいと聞いているので読んでアル中になるのがこわいのだ。
ならばバロウズは読んでいいのかというと、日本の鹿児島県ではそうそうLSDなんて手に入らないのであって、ビートルズはテレビの中だし、まあヤク中になんてそうはなれないのである。
ところがアルコールに関しては、ちょいと上着を羽織ればパジャマでも24時間コンビニで手に入るのであって、中島らもを読めばアル中になるのは必至である。
ところが、妻は中島らもはおもしろいよと言い、アル中ではない。
ならば家庭に一冊くらい中島らもがあってもいいではないか。
モレスキンの巻末リストに「今夜すべてのバーで」を書き加えた。文庫本で買おうと思う。