鳥インフルエンザH7N9型のニュースにうんざりした2009年の騒動を思い出す〜メディア不審の原点

日曜日の朝からNHKニュースとか見なければ良かった。
新型インフルエンザになるかもしれないという鳥インフルエンザH7N9型。
知ったところで今一般市民にできることはない。
不安だけ。
そして、自分は2009年のうんざりした騒動を思い出した。
こういう時に役立つのは、このブログの過去記事。
新型インフルエンザ」で検索すれば、2009年の記事がいくつか引っかかった。
長男が当時5歳、それまでに何度も気管支関係で入院をしていた息子は「基礎疾患を有する者」としてワクチン接種を予約した。
10mlバイアル問題とか、余計な情報も出ていた。
この時、色々調べた結果、NHKを初めとする一般メディアは危機においては不安を煽るだけで役に立たないと感じたのだった。
機能したのは専門家のブログなどでの情報発信。
岩田健太郎さんを知ったのもこの流れだった。
その他、ロハス・メディカルなどを情報源としていた。
専門的な情報をたくさん浴びて勘所をつかむイメージで情報収集していた。
とにかく頭を使って疲れた2009年だった。
発熱した子どもを小児科に連れて行く判断も難しいと感じた。
行政やマスコミは、発熱→小児科って示すだけで、ここでも役に立っていないと感じた。
こいつらは限られた小児科というリソースを食い潰すつもりなのか、って怒りすら湧いた。
結局、11/18に長男がワクチン接種できた。
しかし、基礎疾患無しの次女はそこから遅れた。
予約電話がなかなかつながらないとか、2009年の小児科の関係者は本当に大変だったと思う。
そう言えば、木村盛世さんを最近フォローしていなかったな。
また、フォローしてみよう。
2009年に戻る。
ワクチン接種した長男だが、結局、発熱。
休日に当番医に行ったらまず受付するのに50分待った。
そこから8時間ぐらいかかりそうだというので、一旦帰宅。
夜の19:30に小児科から電話があって、あと30分ほどで診察ですと言われたが、その時点で発熱から48時間経過していたので診察は意味がないと判断してキャンセルした。
結果、長男は自力で熱を下げた。
その経験から、親は迷いながら判断するしかない、という覚悟をしたのを思い出した。
そして、医者のせいにしてはいけない。
特に少ない小児科医のせいにしてはいけない。
小児科や産科医を叩くのは、自分たちの首をしめているということにマスゴミもいい加減気づいた方がいいよね。
本当に2009年辺りから、マスコミには信用が無くなった。
Twitterを始めたのも2009年だ。
その後、長男の2回目ワクチン接種をして、長女がワクチン接種できたのが12/13だった。
この年の新型インフルエンザ騒動には本当に疲れた。
また、それがH7N9型でやってくるのか、と今から不安になる。
岩田健太郎さんは、Twitterなどを見ていると、専門外への発言も多くて難しいと思う。
ここ2年、妻はインフルエンザの予防接種をしたにもかかわらず2年連続でインフルエンザになった。
その辺りもワクチン接種への難しさを感じている。
判断することが多すぎる。
難しい。
ああ、うんざりだ。
毎年迷う。
うんざりしながら、GRIT, GRIT, GRIT…を意識して正しい情報をインプットすることを心がけるしかないと思う。