43歳のジャック・ジョンソン

Jack Johnson

もう新しい音楽は必要ないと思っていた。
しかし、先日、フジロックフェスティバルライブ配信を見ていて、ジャック・ジョンソン Jack Johnsonはいいなと思った。
いいなと思ったが、以前から、こういう「どのアルバムを最初に買えばいいのかわからない有名ミュージシャン」というのは困っていた。
ふと、ツイートしてみたら、フォロワーの一人が教えてくれた↓
そのアルバムをAmazonで注文した。
いや、こういう時は深く考えず、勢いでそのツイートに乗っかるのだ。
こういう流れって、初期のハッピーなTwitterを思い出す。

ジャック・ジョンソンが新しい音楽だって?
いや、自分からすると、たとえばローリング・ストーンズだって、まともにCD聴いたことないから新しい音楽なのである。
そう思えば、新しい音楽はまだまだたくさんある。
学生時代のように、自ら足繁くタワーレコードに通い、新しい音楽を探す、ということはもうしない。
それでも、今回のような邂逅を活かして、新しい音楽を広げていくのは何歳になっても良いことだ。

CDが届いた。
In Between Dreams
早速、朝からCDプレーヤーで流してみる。
なんだか、子どもへの苛々が和らぐ。
CDからiPod nanoに転送する。
通勤時に聴く。
いい意味で、ゆるく仕事ができそうだ。
元々、自分は鋭い。
いつも苛々して仕事をしがちだ。
だから、Jack Johnsonぐらいでちょうどいいのだと思う。
昼休みもiPodで聴きながら、歩いて弁当を買いに行く。
蒸し暑いのも心地よく感じられる。

フジロックのセットリストを確認したら、このアルバムから6曲ほども歌っていた。

帰宅してもCDプレーヤーで流しながら夕食を食べると、落ち着いて美味しくなる。
カフェのような気分。
この夏のドライブはJJを中心でいこう。
そんなに飛ばすことはない。