お盆休みのような長期休暇、連休明けについての自分なりのコツについては今までも色々書いています↓
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今回、連休明けには言語化しないこと、というコツを加えました。
これはベルクソンと大森荘蔵を読んでいる中で考えたことです。
哲学の専門的には誤りがあるのかもしれませんが、自分なりにベルクソンと大森荘蔵の並行読書からインストールしたものです。
ベルクソンによると過去は自動的に保存される。
しかし、人間の意識は生活への注意によって、必要な記憶のみ表面化するようにシステム化されている。
その中で、大森荘蔵のよれば、想起によって過去は言語化されることで経験されることになる(過去は過去形の経験)。
つまり、言語化しなければ過去は経験とならないのではないか?
具体的に、連休明けの朝に焦点を当てると、今、仕事に行く準備をしながら、その場で言語化するから「辛い」「嫌だ」といった経験となってしまう。
そこで言語化せずに今・ここをそのまま体験することに集中すればいいのではないかと考えた。
それは簡単ではないのかもしれない。
特にすぐ今・ここを言語化してしまう習慣があり、すぐTwitterにツイートしてしまうような場合、体験したその場ですぐ言語化するのが当たり前の習慣となってしまっているのではないか。
しかし、試してみる価値はありそうだ。
人生はすべて実験である。
それがアート・オブ・ライフということだと思う。
また、今・ここをすぐに言語化しない試みは、連休明けのみならず、すべての人生において有用な気もしている。
具体的には、脊髄反射ですぐに言語化してしまうTwitterから距離を置くべきかもしれない。
追記2020年8月19日
言語化せずに生きることが「今を生きる」ということではないか。
追記2024年1月3日 PERFECT DAYS
言語化せずに生きることが「今を生きる」という意味では、映画『PERFECT DAYS』の平山はまさに今を生きていた。
上記の「Twitterから距離を置くべき」というのも有用だ。
正月から、能登半島地震に羽田空港での飛行機衝突事故など、Twitterで余計なことをツイートしてしまっている。
平山は、Twitterをしない。
正月休みも3日となり、箱根駅伝の復路が始まると連休明けに向けてメンタルを整えないといけない。
そのために過去のブログを読み返して、追記している。
仕事のことは明日、まずは自分の体を職場に運べば勝手に考えるようになるので、今は思考する。