引っ越したいけれど、面倒くさい

はいさい。アキヅキダイスケです。人は矛盾の束である、と書いたのは太宰治だったでしょうか。今日は自分の中の矛盾する思いを書きます。

矛盾の束

引っ越すことを最近考えています。隣人の音、隣人の話し声、隣人の子どもの駐車場でのボール遊び、そういったもろもろが神経に障るようになったからでしょうか。同じ部屋に4年間住んで飽きたからでしょうか。理由はどうでもいいでしょう。とにかく引越をしたい。一方でいざ引っ越すとなるとその膨大なタスクにくらくらします。面倒力が強烈です。とてもじゃないけど、引越なんてできればしたくないです。そういった矛盾する思考が両方あります。それで具体的なアクションは起こしにくい。引っ越すにしても、子どもの転校は大きな要素です。長男が転校したくないというので、それは尊重したい。同じ小学校の校区内の引越となれば物件を探すのも自ずと限られてきます。そのことは迷いを減らします。
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photo by matttrent

部屋の適切な広さ

現在の部屋は62平米です。それで3DK。5人家族。狭く感じるようになりました。次は80平米は欲しい。隣人の音が気にならないことを考えると鉄骨マンションか一軒家がいい。たとえばマンションでも隣の部屋と接している面が押入れだったりすれば遮音効果があると思います。そういうところを工夫した間取りもあるはずです。家族の人数と部屋の広さの基準みたいな情報は無いものでしょうか。

引越にかかる費用

引っ越すには資金も必要です。ざっくり50万円くらいは使うだろうと見ています。この出費は消費でしょうか、投資でしょうか。たとえば引越においてはできる限り業者に任せたい。赤帽でドライバー一人だけで引越をするような節約をすると重たいタンスを運んで腰を痛めて仕事に支障をきたすといったことになりかねません。そういう節約はしない方がいいと考えています。

隣人の音や子どもたちがうるさい

隣人の音が気になり始めたのは、この部屋に住み始めてすぐではなく2年くらい経ってからではないでしょうか。つまり、隣人のせいではなく、私の寝不足や神経や心の問題がありそうです。それは40歳に近くなっているのも原因の一つでしょうか。引っ越したら解決する問題でしょうか。自分の心の問題であれば、引っ越しても解決しない可能性もあります。休日の朝から子どもたちがうるさいのも苛々するようです。心が狭くなっています。仕事で問題を抱えているわけではありません。年齢の問題かなあ。なかなか不惑というわけにはいきません。

物を減らす

面倒力という話をしました。引越は面倒。しかし、物を減らせばいくらか楽になる気がします。少しずつですが、着ていない服を捨てることができるようになっています。コツは写真を撮って捨てる、ということです。画像で記憶と結びつくはずです。思い出すトリガーとして画像があれば捨てることができるようです。先日は、ここ10年ほど着ていなかったダッフルコートをついに捨てました。後は重たい本をもっと減らすことができればいいですね。いつかの引越に備えて断捨離を進めていきます。引越というより、死ぬことを考えての断捨離でもいいでしょう。たとえば物が少なくなることで自分の心がよい方向にいくことも期待できるでしょうか。

賃貸派だけど家が欲しい

人は矛盾の束です。太宰治かな?自分は賃貸派です。しかし、家が欲しい。具体的にはシンケンの「モイスのいえ」がいいです。
小さな家。計画 - プロダクトハウスの紹介 - 九州限定プラン | 001 モイスのいえ
シンプルで機能的な家。問題は、お金と環境です。お金は土地の問題です。家そのものも高額ですが、土地の価格が大きいですね。環境については、今まで書いたように神経質な性格の自分が同じ家、同じ地域に何十年も住み続けることができるだろうか、という点が気になります。隣人とトラブルになっても持ち家であれば簡単に引っ越すわけにはいきません。そうなると極端には殺人事件にまで発展してしまうようなトラブルも現実には起こりうるわけです。自由であること。そこは死ぬまで譲れない一点のような気がするのです。改めて家を買うのは、家だけじゃなくて、隣人や町内会もセットで買うということですね。

福岡・鹿児島で家を建てる人のための本 陽だまりと暮らす木蔭に憩うわたしの家

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