元三重大学学長のつぼやき本を読んだよ〜EQリーダーシップについて

@toyodang 『ある地方大学長のつぼやき』(以下「つぼやき本」)は元三重大学学長で現在は独立行政法人国立大学財務・経営センター理事長の豊田長康氏のブログなどをまとめた冊子です。ちなみに理事長のツイッターは、@toyodang です。副題に「三重大学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog」とあるくらいですから、ツイッターを現在活用されているのは自然な流れですね。
つぼやき本は三重大学広報に申し込むと送料無料で送ってくれるとのことで早速メールしました。8月31日、申し訳ない気持ちです。ありがたい。

9月7、本が日届きました。中身をパラパラと見てますます無料なのが申し訳なく思いました。三重大学はすばらしいと言っておきます。

ラストの「私の履歴書」を読むと豊田理事長の考え方がわかります。

EQリーダーシップ

このEQリーダーシップというのが私は重要だと思っています。大学に関しては教員も自分の専門では一流かもしれませんがそれだけではリーダーシップは発揮できないでしょうし、事務職員にいたってはかなり考え方をシフトしないとリーダーシップは期待できないでしょう。若手を中心に職員の意識は変わってきているように感じます。一方、大学職員を楽に働ける職場だと思って就職した人にとってはやる気のある職員は煙たい存在かもしれません。二極化?
正しいことを発言するだけでは実現はできません。周囲を巻き込んで実現する「政治力」が必要です。その力の一つとしてEQリーダーシップがあると思います。

偶然の大切さ

「偶然与えられた機会や出会いを大切にする」という言葉がありました。
仕事もその通りだと思います。やりたい仕事なんてまずできません。与えられたおもしろきこともなき仕事をおもしろくやる姿勢でやればいいんだと思います。
そう考えるとリーダーもなろうと思ってなるものではなく、今の目の前の仕事の延長線上に選ばれてリーダーになるんだと思います。ただ、普段からリーダーシップを意識していると、いざリーダーになった時に違うのかな。
これはしかし、自分はリーダーのポジションにいるわけではないので説得力に欠けますね。やはりつぼやき本を読んでもらった方が腑におちるでしょう。
というわけでつぼやき本、おすすめします。