トリュフォー「アメリカの夜」を映画館で観ました。私は「映画に愛を込めて」が恥ずかしいのでつけません。
よかった。冒頭とラストに似たシーンをもってきてサンドイッチにしている。見ると映画を作りたくなる。
フェリーニ「8 1/2」と比較すると私はこちらが好きだ。フェリーニはファンタジーみたいだが、トリュフォーはリアル。
いろいろ事件はあるがドライでクールに描かれる。映画作りには事件やトラブルが多すぎるからかもしれない。
アルコール中毒?のベテラン女優、セヴリーヌのセリフで、映画はみんなで生活を共にして親しくなった頃に別れがくるというのがあったがその切なさがよくわかる。
アルフォンスの子どもっぽいところ、アレクサンドルが大人振りもすばらしい。
女優の私生活での言葉をそのままセリフにしてしまう監督のしたたかさ。
どの場面も役者もすばらしい映画でした。
まぁ私は映画の感想をうまく書けませんが、熱があるうちにブログにアップしてしまおうと。
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