横光利一「機械」を11年以上にわたって読み続けた記録。
私は普通に読む予定だ。
レバレッジメモはHT-03Aのメモ帳に書いてそれをブログにアップする。それが私の試み。引用も正確じゃないし、私のメモも混じっているので注意。孫引きは止めた方がいいです。
▼
レバレッジメモ
停滞
ぐずぐずすることの素晴らしさ
コンピュータで書くことについて誰もまだちゃんと考えていないんじゃないか?
岡崎京子『リバーズ・エッジ』
→これは傑作だし、僕は所有している。持っているマンガは少ない。マンガに分類しなくていい。作品。
「ボヴァリーの夫人です」笑った(^o^)
「信用できない語り手」
→たとえばゴールデンスランバーのようなエンターテイメント小説では語り手は信用できる。ミステリーなどでは、語り手が読者を騙すことも時にはある。
なぜ宗教には布教活動が必要なのだろう。私が単に布教活動をしない宗教を知らないだけかもしれない。何しろ布教活動をしないので、縁が無ければ私はその宗教を知りようがないではないか。
1998年の時点でめざましテレビに軽部キャスターはいたと思うが、宮沢章夫は知らなかったのかな。横光利一はおそらく知らなかったはずだ。
▼
阿部和重『シンセミア』
▼
途中から読むのが苦行に似てきた。
しかし、これ一冊読めば、『時間のかかる読書』と横光利一『機械』の二つをカウントできるからお得だ。
▼
とりあえず『機械』は読了した。
▼
ごく日常的なその出来事において、「転んでしまった者(=行為者)」を誰かが見ている確率は約七五パーセントある。
▼
「疲労」をテーマにした文学
「疲労小説」
「機械」は神のごとくふるまう。
「紛失小説」
全く関係ないが、私は想像で語り過ぎる。知ったかぶり野郎だ。
「彼に酒を飲ましたのが私でない以上は私よりも一応軽部の方がより多く疑われるのは当然であるが、それにしても寒いね」
→これは「機械」の引用ではなく、宮沢章夫の創作だが、ゲラゲラ笑った。実際「ゲラゲラ」とは笑えないけどね。
- 作者: 宮沢章夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 37回
- この商品を含むブログ (26件) を見る