ザウルスで文章を書くことについて

 EM・ONEで原稿を書くこと自体はすっかり慣れてしまい、逆にPCで原稿を書く方がやりづらいと思うこともあるくらいです(^^; それでも時々不安に思うのが、思考の範囲がEM・ONEの画面サイズに拘束されているのではないかということ。EM・ONEで長文が書きづらいのは、親指キーボードだからということも勿論ありますが、むしろ画面サイズが小さくて、長文だと全体を見渡せないから、という方が強いような気がします。

思考がEM・ONEの画面サイズに拘束されていると時々思う - Thinking about...

akyxtalさんと同じようなことを私も時々考えます。
私はザウルスSL-C1000でブログの原稿を書いています。それどころか、gihyo.jpの原稿ですらほとんどザウルスで書きました。
これはしかし、万年筆で原稿用紙に書くのとPCで書くのとが違うということを多くの職業作家たちが言っているのと同じようにどっちがいいかということではないと私は思っています。
akyxtalさんの言う「拘束」を私は「枠組み」として考えているのかもしれません。完全に自由な思考はありえず、たとえば日本語といった「枠組み」は必要ではないでしょうか。
使うツールによって思考や文章が変わるかどうかはちょっと考えみるとおもしろいテーマだと思います。