五藤隆介さんの『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』を読んだ。読みながら、思い出したのは、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』だった。
夫婦の「作戦会議タイム」など、パートナーとコミュニケーションをとりながら家事をするというのが、まさに「逃げ恥」っぽいと思ったのだ。平匡とみくりのダイニングテーブルでの「会議」を思い出す。家事も仕事のようにやればいい。
パートナーの家事のやり方を観察することが大事というのはなるほどと思う。そして、パートナーに取材をして、細かく言語化する。そして、家事のタスクをリスト化する。そのタスクリストはそのままマニュアルになる。仕事と同じである。
恋人、夫婦といった関係を特別扱いするからおかしくなる。そういえば、チラ見しかしていないが、ドラマ『コウノドリ』でも「夫婦は二人で一つじゃないか」という夫が出ていて、平匡さん(じゃないけど)にボコボコにされていたな。
『逃げ恥』にしろ『コウノドリ』にしろ、最近のドラマは夫婦関係に啓蒙的だと思う。学べることは多い。どうせ見るならね。パートナーと一緒に見て「学習する組織」としての夫婦を構築すればいいと思う。
- 作者: 五藤隆介
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