測量野帳とポケット万年筆の組合せが便利

測量野帳をメモ用に使っている。
薄くてスーツの内ポケットなどに入れておくのにいい。
仕事でもプライベートでも。
仕事では主に現場でのメモに使っている。

https://www.instagram.com/p/BeuEqcGHAps/
#loft野帳 と #アルミポケット万年筆 の組合せが良い クリップで表紙に挟んで、上部が飛び出さない 万年筆の書き味も良くなってきた #測量野帳 の紙質はほとんど裏映りしない

ペンは万年筆を使っている。
無印良品のアルミポケット万年筆、あるいはトラベラーズノートのブラス万年筆「TRCブラス万年筆」を使う。
どちらも野帳のカバーに挟むといい感じになる。
ポケットサイズで野帳の縦より短い。
さらにクリップ部分が最上部まであるので、挟んだ時に万年筆の頭が野帳の上部からほとんどはみ出さない。
だから収まりがいい。
この辺りは、インスタグラム画像を見てもらうと感じがわかると思う↑
実際、画像の測量野帳は、セブンイレブンで売ってあった Loft モデルの野帳だ。
自分は「Loft野帳」と呼んでいる。

しかし、しばらく使っていると、どうもインクのノリが悪い気がする。
紙質とインクの相性かなあ。
トラベラーズファクトリーのTRCインクカートリッジを使っているが、次替えてみるか。
たぶんヨーロッパ統一規格が使える。
オートOHTOのカートリッジとか。
収まりはいいので、後は書き味が良ければ完璧だ。

オート 万年筆カートリッジインク ブルーブラック 10個箱 FCR-6BB10P

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スマホのキーボードアプリ Gboard で単語登録できたよ

Androidスマホのキーボードアプリを Gboard に替えてみた。
Gboard はGoogle のキーボード。
単語登録できない?
設定から単語リストで単語登録できるっぽい。
わかりにくいのは「読み」を入力する欄が無いことだ。
読みを「ショートカット」に入れればいいとわかった。
早速「→」を「なは」で登録した。
「・」は「なな」。
これはフリック入力のキーボード配置に対応している。
単語登録しておけば直感的に入力できる。
「#」は「たぐ」で。
これは TwitterInstagram のため。

今の ZenFone には ATOK が入っている。
比べてみて、どっちが使いやすいだろうか。
Gboard の変換は Google日本語入力のようだ。
固有名詞に強い。
井浦新」とか「山崎隆之」とか普通に出てくる。

単語リストは Googleアカウントを経由して他の端末と同期ができそう。
早速、ZenFone 2 laser と GalaxyNote2 で試してみたが、うまく同期できなかった。
研究の余地あり。

ひたすら今・ここにとどまる姿勢〜ソレン・ゴードハマー『シンプル・ライフ』を読んだよ

ソレン・ゴードハマー『シンプル・ライフ』を読んだ。
読みやすい。
Kindle版なので、ハイライトしながらどんどん読む。
目新しいことはなかった。
すでにこの手の情報は十分かもしれない。
項目を絞って、集中してシンプルに実践するだけだ。
表紙を見ると、著者名より「佐々木俊尚」の方が大きくて苦笑した。
本を日本で売るためには仕方がないのだろう。

マインドフルネスがキーワードだ。
今・ここに集中することが大事だってことは、もうわかっている。
あとはその実践、そして身につけること、自分にインストールすることだ。
自分なりには、フラットというキーワードをずっと考えている。
たとえばネガティブな感情をフラットに自覚する。
そんなイメージだ。
過剰にネガティブに落ち込んだり、逆に無理にポジティブになったりしない。
事実をフラットに受け止めることだ。
そして、その事実やまつわる感情を「放牧」することだ。
感情の放牧は本書ではなく、自分がよく使うイメージだ。
否定も肯定も強化もしない。
感情が湧き上がって、心の中にとどまり、やがて去って行く。
それに任せること。
感情をコントロールしようとしなければいい。
ネガティブな感情を気晴らしにツイートするのは、感情を強化して良くない。
思いがけず他人も巻き込んでしまったりする。
怒りがやって来たときは、スマホを手放した方がいいかもね。
このスマホSNS との距離感もらったら本書では語られている。
バランスだよね。
フォースと同じ。
デジタルツールを否定する必要はない。
朝晩離れるのはいいかな。
起きてすぐ、Twitter をしない。
寝る1時間前にはスマホを手放す。
そうした感じかな。

行き詰まったときは、行き詰まったままでいい。
それも納得できた。
現状をそのまま認識して、待つこと。
オバマ大統領の北朝鮮に対する戦略的忍耐は失敗したが、時には忍耐が必要。
情報を頭に入れて「バロウズ方式」で答えが脳という自動機械によってはじき出されるのを待つ。
それもまたアクションの一つだ。
闇雲に動いてあがけばいいものでもない。
こんな風に、本書を読んで、考えて、自分の知識と接続することで色々広がっていく。
それが読書の効用だと思う。

「成功を目指して行動すると同時に、結果にこだわらない姿勢」1433
自分はこのコツを身につけるのに、大学浪人を2年も費やしてしまった。
二浪の年には、大学合格という結果にこだわらずに勉強した結果、成績が上がった。
結果、大学に合格した。
コントロールできない要素は諦める。
北朝鮮の情勢とか、不安に思っても仕方ない。
自分が今やるべきことに情熱を集中させれば、それでいい。

行き詰まりに話が戻ると、思い出したのは、吉本ばななの『アムリタ』だ。
正確な引用ではないかもしれないが、「自分の限界を知る、ということは新しいレベルの真実の領域を見つけるということだって、ユーミンもセナもジョン・C・リリーも言ってるよ」という言葉があった。
行き詰まり=限界に到達することで、その壁の外には、新しい領域が見つかる。
進撃の巨人』での調査兵団による壁外調査もそうした可能性へのチャレンジの試みだ。
エレン・イェーガーの情熱。
「やむにやまれぬ心」(『八重の桜』)。
そのような情熱が無い、今の自分は、じっと行き詰まりの状態で待つことだ。
のんびりやろう。
村上春樹さんも、小説は書けるようになったら書ける、といったことを言っていた気がする。

以上、書いたことは、本書の内容そのものではないので、興味がある人は実際読んでみると、違うじゃん、って思うだろう。
そこがまたおもしろい。

シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

「体に情報提供する」テクニックがバロウズ方式だった〜『最難関のリーダーシップ』

ハイフェッツ『最難関のリーダーシップ』に次のようなテクニックがあった。
「体に情報提供する」4620 というテクニックだ。
これを読んで、自分が以前から心がけている「バロウズ方式」に似ていると感じた。
引用してみる。

まず、直面している難しい決断に関するできる限りの情報や見解を、自分自身やほかの情報源から集める。次に、数日間まったく別のことに没頭して、その決断のことは忘れる。そうやって情報が頭から体に浸透する時間を作る。頭は単なる情報の受信機や翻訳機だと考え、体に入れてから行動してみる。

バロウズ方式では、頭は自動機械だと考える。
情報をとにかく頭に流し込む。
あとは頭が、脳が勝手に考えるのに任せる。
無理に頭を働かせようとしたり、問題を解決しようと悩んだりしない。
答えが自動で出てくるのを待つのだ。

たぶんほとんど同じことをやっている。

ふと、よくドラマなどで刑事が手帳をもってメモしているが、単語や固有名詞、数字だけを書いていることが多い。
こういうメモの仕方は、「体に情報提供する」テクニック、バロウズ方式なのかもしれない。
時々、手帳を読み返して、キーワードを頭に入れる。
後は自動思考に任せるのだ。
そうするとしかるべきタイミングで思いつく。
文章にすると、どうしても思考が固まってしまいそうだ。
文章にするのは、事実などが固まってから、最終段階でいいかもしれない。
キーワード程度の方が、そこから思考が広がっていく気がする。
自分の場合、測量野帳へのメモは、キーワードでいいかもね。

最難関のリーダーシップ――変革をやり遂げる意志とスキル

最難関のリーダーシップ――変革をやり遂げる意志とスキル

毎日、お風呂に入る習慣を始めてみた

メンタルがぐずぐずだ。
子どもに苛々する。
激しい怒りを感じる。
時々、爆発する。
このままではよくない。
職場でも苛々する。
聴覚過敏と帰宅恐怖。
人間関係ではなく、人間存在のストレス。
帰宅するのが怖いのは、上のような自分に対して激しい自己嫌悪に陥るからだ。
危うく自己否定してしまいそうになる。
存在を否定すると、ちょっとしたきっかけで川に飛び込んだりしてしまいそうだ。

そこで、糸井重里さんのツイートだったかを思い出して、毎日お風呂に入ってみようと思った。
自分は基本的にお風呂が好きではない。
すぐにあがる。
冬場は、湯船につかる日とシャワーだけの日が交替だ。
湯船につかっても5分程度であがる。
そこをあえて毎日湯船につかってみようと。
10〜15分ぐらい無心でつかってみよう。
お風呂ってのは、まあ、スマホとか持ち込む人もいるでしょうが、基本的に手ぶらでお湯につかる以外、何もしない、ネットにも接続されていない。
そういう時間が持てるという効果があると思った。
一日の終わりに、空白の時間がある。
何か思い浮かんでも、わざわざ手帳にメモしたりしない。
忘れたら忘れたで構わない。
その時間で心をリセットしたら、子どもたちに優しくなれるといいな。

慣れてきたら、お風呂を楽しむグッズなんかに手を伸ばしてみよう。
未来が開けるね。
習慣をちょっと変えてみる、というのは試してみる価値がある。

「するためにする」

ソレン・ゴードハマー『シンプル・ライフ』での「食べるために食べる」エクササイズは、他にも通じる。
そこで、文章を借りて、色々頭の中で置き換えてみた↓

苛々を解消しようとして衝動的にしても、いいことはない。
むしろ事態は悪化する。
ただ食事と違う点もある。
食事と違い、何か他のことをしながらすることが難しいので、必然的にそればかりになる。

できるだけ静かな場所を見つけて、ほかのことはいっさいせず、ゆっくりとする。
意識的な行為が退屈に感じられる人は、実験的に、日ごとに仕方を変えてみてほしい。
しかしあいにく、欲望はなかなか満たされない。
なぜなら快楽の続く時間があまりに短いからだ。
一瞬しか、満足を感じられない。
それで終わりだ。

意識的な行為では、相手に集中し、プロセスのすべてを意識する。
そうすると、する瞬間だけでなく、キスすることにも、愛撫することにも、満足を感じられる。
プロセスのはじめから終わりまで、たっぷり楽しめるわけだ。

スローのすすめみたいになったが、まあおおむね間違っていないだろう。

Kindle Paperwhite でハイライトやりすぎかも

電子書籍端末の Kindle Paperwhite はハイライト機能が便利だ。
画面を指でタップしてなぞるだけでハイライトできる。
読了後に、ハイライトした箇所を中心に再読するのが便利だ。
本の内容が再読でより深くインストールできる。
しかし、便利がゆえにハイライトしすぎかも。
読了して、再読する時にハイライトした箇所が多すぎるので、本の印象がぼやける。
ブログ記事にまとめるのも大変だ。
記事そのものの焦点もぼやける。
一冊の本で大事なのは、せいぜい数カ所ほどではないのか。
ハイライトにもエッセンシャル思考を意識してみようか。
選択と集中」というと、間違っているようだが、集中は大事だろう。
選択は、バフェットやマンガーの能力が無い凡人に正しい選択を続けることは難しい。
そこで分散だ。
ただ、読書において、損失は少ない。
せいぜい時間を無駄にするぐらいだ。
それでもどんな本でも、数カ所はすばらしい言葉があるだろう。
まあ集中を意識してハイライトしようと思う。
厳密じゃなくていい。
へらへらやってみよう。

ふと過去記事を読み返したら、Kindle Paperwhite を買って、4年が経った。
十分元を取ったな。
カバー無しで傷も無い。
まだまだ現役。
壊れても、Paperwhite を買うと思う。
素晴らしい読書ツールだ。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック