レイモンド・チャンドラーの方法に触発されて自分が勝手に名前を付けた4-hours writingという執筆方法がある。
一日四時間、とにかく書くという方法だ。
ルールはシンプルだ。
ただし、禁止事項がある。
どうしても書けない時に、ぼんやりすることは許されるが、何か他のことをしてはいけない。
たとえばTwitterを見るとか。
もしMacBook Airで執筆していたとすると、ブラウザを起動して、ついTwitterを見てしまう、ということがあるだろう。
たとえばポメラDM200だとそうはいかない。
ポメラにはブラウザが搭載されていないから、書けないからといってTwitterを見ることはできない。
そこが素晴らしい。
ポメラは4-hours writingにぴったりのツールだと思う。
とにかく書くことしかできないのだから。
過去に書いたデータはすべてSDカード側に保存している。
何も書けない時は、その文章を読み返してもいい。
何かヒントが得られるかもしれない。
4-hours writingにおいても、たぶんそれはやっていい。
また、自分は固有の執筆スペースである書斎を持っていない。
自宅の隅に小さい机を置いたスペースはあるが、夏場は暑くて滞在できない。
ので、4-hours writingを実践するのに快適な執筆スペースを求めて移動することになる。
ノマド生活だ。
そのスタイルにおいても、軽く持ち運びができるポメラは便利だ。
実際、今、ここの文章は公民館の図書室で書いている。
ポメラがあればどこでも「書斎」になるのだ。
フルタイムで働いている平日は、4-hours writingが難しくても、土日はなんとか実践したいところである。
自分にとっては、書くことが生きることだと思っている。
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