土橋正さんの『モノが少ないと快適に働ける』を再読しました。Kindle版が499円セールになったので買いました。前回は図書館で借りて読みました(↓前回記事)。
土橋正『モノが少ないと快適に働ける』を読んだよ - シリアルポップな日々:serialpop days
Kindle版なのでハイライト機能を活用して、読んでいる時は読むことに集中できます。そして、読了後にハイライトを読み返して、抜き書きしたり、このブログ記事にしたりすることが可能です。こういう点でもKindleでの読書は効率がよい気がします。また、本書のテーマである「モノが少ないと」にもKindleは貢献しています。書き写す際にも、本書で紹介されているブックチェアは必要ありません。
本書のミニマリスト的なベクトルは私のベクトルと一致します。最近は原理主義的ミニマリストがいるらしく、布団を無くしたり、家を無くしたりする人がいるようです。まるでモノを減らすこと自体が目的となっているような。私はそこまでは過激派ではありません。機能的ミニマリストを目指します。プラグマティックなミニマリスト。土橋さんは「快適最小限」という言葉を使われています。
単機能の心地よさ
ペンなどについて、ミニマリストになれば通常多機能なペンに走りそうです。しかし、私も土橋さんのように「単機能」の方が使いやすいと感じています。シンプルで価格も安くて使いやすく、機能的、替芯も手に入りやすいというところで最近は三菱鉛筆のシグノRT1の0.38mmがメインのペンになっています。ブルーブラックの単色です。これを常にポケットに入れています。夏場にジーンズとTシャツみたいな時だけはポケットにラミーピコを入れることになりそうですが、その他ポケットがある場合はシグノRT1一択でいいと思います。ほぼ日手帳WEEKSやMDノートのペンホルダーにもシグノRT1を差しています。両者のペンホルダーにぴったりおさまるのも重要ポイントです。
単機能だと使う時に迷いが無くなるんですよね。そこが心地よさに繋がっている気がします。
何もしない休日
休日に何もしない、という考え方も自分の後押しをしてくれました。自分も休日になると、何かせずにはいられない気持ちになり、家族で出掛けたりして、結果疲れて日曜日の午後にブルーになる、というパターンを繰り返していました。そうじゃなくて、休日は家で何もせずにぼんやり過ごしていいんだと最近は思えるようになっています。
結果、たとえば今回の実家への帰省でも、寒い年末年始に無理に出かけることなく、実家でのんびりリラックスして過ごすことができました。ヨーロッパの人々のバカンスのスタイルがそんな感じですよね。
自分のスタイルを求めて
土橋正さんの考え方は、単純にモノを減らすだけではない、本当に突き詰めた思考の結果のスタイルが感じられました。当然、自分のスタイルも土橋さんをそのまま真似するのではなく、土橋さんのスタイルを参考にしつつ自分のスタイルを突き詰めていくことが自分が目指すミニマリストのベクトルだと思いました。
モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術
- 作者: 土橋正
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/03/07
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