- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私にとっては、山崎元とならぶマネーの師となるかもしれません。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の見方が具体的に示してあって、その数字の意味もわかりやすく説明されています。勝間さんが示した指標あたりから読んでいけば決算書も読むことができるようになりそうです。
分析の手順も具体的に示されているので順番に作業していけば、ある程度身につくようになっています。
以下、レバレッジメモです。
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業績予想、、、日本独自
損益計算書→ビジネスの結果
法人税等≠本当に支払った額
キャッシュフロー計算書→操作しづらい
発生主義
- 攻撃的利益調整→収入前倒し、費用先送り
- 守備的利益調整
会計発生高(アクルーアルズ)
=(当期純利益+特別損失−特別利益)−営業キャッシュフロー
ROA=経常利益÷総資産
決算短信→あいまいな表現はリスクサイン
損益計算書
- 営業利益は同業他社に比べて高すぎないか
- 特別利益、特別損失の額と項目数は多すぎないか
- 法人税は40%前後か
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目的の企業の当期および前期の決算短信と同業他社2社の当期決算短信を手に入れて分析、その結果を投資判断のマトリックスに当てはめて、あとは市場の評価を考慮すればその企業がどの領域に入っているかわかります。投資の判断が根拠のあるものになるでしょう。
さあ早速実践あるのみです。