録画していた「情熱大陸」で見た山口絵理子=バッグデザイナーに心を揺さぶられた。
- バングラデシュでバッグを作り、それを日本へ「輸出」し売る。物価の差などからバングラデシュ側からすれば大きな収入となり、バングラデシュのバッグ工場は雇用が増える。
- お金や食料をただで援助することは長い目で見れば、その国のためにならない。誇りをもてる仕事を作り出して、それで食えるようにする仕組みを作ることだ。
ビジネスは人を救うシステムにもなりうる。
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それが、ノーベル平和賞をとったモハマド・ユヌス(ムハマド・ユヌス)とグラミン銀行がやったことでもあるんじゃないか。こちらもバングラデシュの話。マイクロ・ファイナンスという手法。
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山口絵理子は、その志からしてファッションに憧れ、東京の有名服飾専門学校に入る人とは次元が違っている*1。
ジュート(黄麻)という素材の存在が大きい。それは元々バングラデシュにあったものだ。それをファッション=バッグにして、先進国で売る。
ジュートと柔道が似ているのは冗談。
- 現場に行き見て聞き話す
*1:わざわざ注釈しなくてもいいだろうが、私は次元が違うと言っているだけです