KODAK PIXPRO FZ45 を買ったよ~2万円コンデジ

3月の出張初日、ビックカメラ名古屋駅西店でコンパクトデジタルカメラを買った。
KODAK PIXPRO FZ45

平成っぽいエモい写真が撮れると、SNS等で話題になっていたらしい。
自分の中では、長島有里枝とかHIROMIXの1995年頃を思い出す。
その頃、自分はズームも何も無いコンパクトフィルムカメラを持ち歩き、適当に撮影して現像することをやっていた。
このFZ45では、その感覚を思い出す。

FZ45最初の写真_250325

これが最初に撮ったやつ。
購入して名古屋駅でランチした時に開封して撮影してみた。
FZ45は単三乾電池2本で動く。
そこが良かった。
FZ55もあって、そっちは充電式リチウムイオン電池でより軽いのだが、FZ45を選んだ。
エネループの充電器を持っているので、それで充電できるらしい富士通充電池を買って入れたら問題なく起動した。
SDカードもとりあえず適当に64GBを入れた。
512GBまでいけるらしいが、とあるYouTubeを見ていたら、大きすぎる容量は読み込み時間のためにカメラ起動が遅くなるのではないかと。
なるほど。
そう、出張で泊まったホテルではテレビでYouTubeを見ることができたので、FZ45で検索して、集中的に動画を見て、知識やコツをインプットした。
便利な世の中である。
よく意味がわからない中、下記のような設定をしてみた。
ぼちぼち撮影しているが、エモさはよくわからない。

設定

  • デジタルズームをオフにする。
  • 0.7EV AUTOISO
  • 素数を16から10M。これで容量2MBくらいで容量を圧迫しない。
  • 鮮明
  • 基本はフラッシュ発行禁止にして、暗い場所では場合によってフラッシュ

多子世帯なので大学授業料等無償化の予約採用を申し込もうとしたら、やはりなかなかの沼だったが、NotebookLMが圧倒的に便利だったよ

我が家には扶養している子が3人います。
よって、令和7年度から始まる多子世帯支援の対象になります。
問題は、この多子世帯支援の正式名称がよくわからない、ということです。
なので、この記事のタイトルをはじめ、呼び方がぶれぶれになる。
一応「高等教育の修学支援新制度」という制度名称はあるが、多子世帯支援はあくまでその一部。
この多子世帯支援のみを指す名称は無さそうだ。
以下、一番シンプルな「多子世帯支援」を使おうと思う。
こういうところから、わかりにくさが始まっている。

高校の説明会

高校三年生がいます。
高校3年生は、JASSOの奨学金で「予約採用」という申込みができます。
その説明会が4月に高校であったのですが、例によって我が子はそれに出ませんでした。
奨学金の説明会なので関係ないと思った」とのこと。
確かに我が家は、奨学金はもらわない方針でやっています。
子がそう思うのも仕方ない。
私が求めるのは多子世帯支援の授業料及び入学料の無償化のみなのです。
ところが、先に書いたように多子世帯支援も「高等教育の修学支援新制度」の一部として実施されるので、この説明会に出席すべきなのでした。
わかりにくい。
新しい制度を無理矢理、既存の制度に組み込んでいる感があります。
この辺り、頭が良いバカが作った制度だと感じ始めます。

後日、直接、先生から資料をもらってきてもらいました。
それが茶色の封筒で、それに奨学金を含めて資料一式入っています。

資料をとにかく読み込むこと

めんどくさくて仕方ないですが、大事なのは、とにかく資料を読んで大局観をつかむことです。
私は、フリクションボールノックゾーンでメモをしたり、下線を引いたり、☆マークをつけたりしながら読みます。
丸一日くらいかけて数時間格闘すれば、だいたいつかめます。
つかめるのはつかめるのですが、この多子世帯支援は実に複雑です。
そもそも封筒に入っている冊子の中でピンクの「給付奨学金案内」を読まなければならないのがトラップその1。
給付奨学金は要らないと思っていても、多子世帯支援を受けるためにはこの給付奨学金を申請必要があるのです。

この辺りから意味不明になってきて、Xにポストする愚痴が増えます。
頭が良いバカへの悪口も増えます。

タスクリストが複数ある

知りたいのは、結局、何をやればいいかのアクションリストなのです。
ToDoリストでもタスクリストでもいいから、それを知りたい。
しかし、そのタスクリストが複数あるのもトラップその2です。

  1. 高校からもらった高校が作成したプリントにフローが書いてあります。
  2. 次に高校からは、Classiでもやるべきタスクが流れてきています。
  3. また封筒に入っていた「【重要】奨学金確認書兼地方税同意書の提出方法」にも流れが載っています。これがタスクリストとしては一番まとまっている気がします。
  4. さらに封筒に入っているJASSOの書類では「申込みのてびき」青色冊子に詳しい流れが載っています。

最後のやつだけチェックすればいいのでしょうが、自分はパラノイアなので、それらのリストを行ったり来たりしながら、フリクションボールノックゾーンでチェックを入れていくことになります。

奨学金を申し込むのはあなた自身です。

やたらと奨学金を申し込むのは、今高校生で次年度に進学を予定しているあなた自身です、と強調してくる。
そりゃ貸与奨学金は、借金なのだから、本人が理解して申し込むべき、という理念はわかるのだが、正直、今受験生である高校生にこの200頁くらいにはなるだろう資料を読み込ませて、本当に手続きやらせるのかよって思う。
受験勉強の邪魔するなと。
そして、多子世帯支援にいたっては入学金や授業料を負担するのは、ほぼ親=保証人なのだから、親に申請させろって思う。

学力基準もある

日本維新の会は自分たちの手柄にしたいのかもしれないが、多子世帯支援も学力基準があるんですよね。
これにはがっかりきた。
あとは本人次第。
評定平均値が3.5以上なければ、レポートや面接等で学修意欲を確認することになります。
これも本人次第だが、私はAIを駆使して、文部科学省が高校向けに発出した文書を探し出した。
それを見れば、レポートの傾向はわかります。
それを踏まえて、子にレクチャーしておこうと思っています。

AIが便利だった

AIが便利でした。
特にGoogleのNotebookLMがおすすめです。
私はNotebookLMにJASSOからダウンロードしたPDF資料等を合計15件、アップロードしました。
特に音声概要が秀逸です。
AIの音声なので、時々読みを間違って、「多子世帯」を「たこせたい」と呼んでいるのは愛嬌です。
しかし、AIが作ってくれた音声7分程度を聴くだけで、制度の全体概要や大事なポイントは押さえることができます。
Googleのアカウントがあれば、無料で十分使えます。
あと、一旦資料をアップロードしておけば、その資料を元にAIに対してチャットで質問できます。

2024年に購入したモノ~ダイハツ・コペンその他

年末年始に投稿すべきお題を放置していた。
そして、タイトルにもあるダイハツコペンについて、このブログに書いていないことに気づいた。
書いておかないといけない。

ダイハツコペン

2014 Daihatsu Copen Robe  JDM
管理職になったのを契機に、2024年4月から車通勤にした。
超過勤務手当が無くなったので、渋滞を避けて早朝出勤が合理的。また、もう電車通勤はしたくない。新型コロナウイルス感染症に2回かかって嫌だ。
妻が「コペン買ったら」と言ってくれた。
ダイハツにちょうど赤のローブが中古車で出ていた。141万円。
通勤時間は半分になった。それだけでもストレスが軽減される。
ほぼ1年乗って、コペンは楽しい。まだまだ通勤以外でも楽しめると思う。
コペンについては時々このブログでも言及していた。やっとここまで来たんだなあと。50歳、管理職。

akizukid.hatenablog.com
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サングラス

眼鏡に付けられるクリップ式サングラスを買った。
帰省時などドライブでサングラスをかけて運転すると疲労感が違う。

温湿度計

夏場の室温チェックのために買った。
今は職場に置いて、冬季の乾燥を確認するために使っている。

フィットネスバイク

何かの雑誌で評価が高かったフィットネスバイクを買った。
インドア派の次男のために。
また、今は50歳で初挑戦するフジロックに向けての体力作りで自分も毎日使っている。

モバイルバッテリー

能登半島地震の後に買った。
一緒に買ったソーラーパネルはほとんど使っていない。
このモバイルバッテリーは、いつもリュックサックに入れている。
主にスマホの充電をしている。

エコ湯たんぽ

お湯を入れ替える必要が無い湯たんぽ。
充電15分で内部の水を温める。
繰り返し使える。
これを使うことで朝までぐっすり眠ることができる。
便利。

Pixel 7aでLINE通話の着信音が鳴らないのはサイレントモードのせいだった件

最近、LINE通話の着信音が鳴らない。
着信はしているが着信音が鳴らず、着信に気づかない事例が続いた。
LINEの設定及びPixel 7aの設定の両方確認するが改善しない。
perplexity(生成AI)に聞いてもわからない。
Xに聞いてみると、去年2024年9月の自分のポストを見つけた。
サイレントモード?
Pixel 7aの画面を上から下にスワイプしてクイック設定を出す。
確かにサイレントモードがオンになっていた。
サイレントモードをオフにする。
妻にLINE通話かけてもらったら、着信音が鳴った。
どうやらずっとサイレントモードがオンになっていたようだ。
オンにした記憶が無い。
調べるとおやすみ時間モードとの連携がオンになっていた。

  • 仮説:何らかの不具合で朝になってもサイレントモードが自動オフになっていなかったのではないか。

そこで、おやすみ時間モードとサイレントモードの連携を切った。
サイレントモードで個別に睡眠時間をスケジュール設定した。
このように機能間の連携は便利ではあるが、何か不具合が発生した際に問題の切り分けが複雑になる。
そもそも着信音が鳴らない時に、スマホの設定とLINEの設定をそれぞれ見に行かないといけない。
今回の件でややこしいのは、サイレントモードでもLINEからの通知は来るように設定していたことだ。
なのでチャットの短い通知音は鳴っていた。
LINE通話の長い着信音のみが鳴らない状態だった。
それでサイレントモードに気づくのが遅れたのもある。
LINE通話の着信そのものは受信できているのに、着信音だけが鳴らない不具合だったのだ。
めんどくさい。
今回もXにポストすると同時に、Google Keepにもメモしておいた。
更にこのようにブログ記事にもしておくことで、また、自分の鳥頭が忘れた頃に同じ症状が発生した時のために備える。

映画「敵」を見て性欲その他色々考えさせられる50歳おっさん~ネタバレ注意

長塚京三主演、吉田大八監督、筒井康隆原作の映画「敵」を見てきた。
おもしろかった。
50歳のおっさんとして色々と考えさせられる映画だった。
結論としては、50過ぎた男は全員、死にたくなる映画だった。
始まりは、まるでモノクロのヴェンダース「PERFECT DAYS」なのも良かった。
PERFECT DAYSはファンタジーだったが、敵は老人男のみっともなさが満載だった。
比較するとおもしろい。
これ長塚京三でぎりぎりスクリーン上に耐えている。
一般人だと耐えられない。
しかし、大部分の男はこの程度であり、それを実行するかしないか。

以下ネタバレあり。

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ビジネス書はこれ一冊でいいかもしれない~マネージング・イン・ザ・グレー

ダンサー・イン・ザ・ダークのような本書は、ビジネス書の決定版だと感じた。
しかし、歯ごたえは硬い。
めちゃくちゃ硬い。
一読して、すべて理解できたとは思えない。
しかし、これは正解だと感じる。
今までのビジネス書の中で最も重要だと感じる。
著者は、誠実だからこのようにわかりにくくなっている。
いわゆるビジネス上の難問、課題、本書では「グレー領域問題」と言っているが、それを解決するための5つの質問が提示される。
それの解説。
しかし、一読して明日からすぐに使えるとも思えない。
そこで、私は、OneNoteにメモを取りながら読んだ。
OneNoteにメモがあれば、仕事中に立ち戻ることができるからだ。
そして、マネージング・イン・ザ・グレーを通してグレー領域問題について考える。
最終的には、判断しないといけない。
グレー領域問題は、私はMicrosoft To Doのプロジェクトにリスト化している。
今、Microsoft To Doを確認すると12個のプロジェクトがある。
これら12個が、今、私がマネージャー(管理職)として抱えているグレー領域問題だ。
ほとんどのプロジェクトは、毎日リマインドして、一日一回は3分でも考えるようにしている。
今日は日曜日なので、明日から、マネージング・イン・ザ・グレーのフィルターを通して各プロジェクトについて考えることになる。
良い本を読んだ。
すっきりしないが、マネージャーの心の底を支えてくれるビジネス書だった。
山形浩生の翻訳に間違いはない。

2024年から2025年の年末年始は、救急外来を守るために発熱外来を作るべきだったがリーダー不在だったね

Xを見ていると各地の救急外来にインフルエンザと思われる患者が大小問わず押し寄せて大変になっているらしい。
Xにツイートしている医療従事者からは、無理解の一般市民に対する恨み節が見られる。
しかし、こういうのって普段からのコミュニケーションの問題であって、コロナ禍は医療従事者と一般市民の間に断絶を生んでしまったのかもしれないと思う。
この年末年始の対応としては、各地に「発熱外来」を作るべきだったなと思う。
私が思い出したのは、2009年の新型インフルエンザの状況だ。
2009年は、小児科中心だった。
この時は我が家も影響を受けた。
akizukid.hatenablog.com
祝日に子どもが発熱。
新型インフルエンザが流行していたので休日当番医の小児科に行ったら受付で行列。
50分待って受付。
現在、80番台の診察中で自分の子どもは225番。
一旦自宅に戻り、電話があったのは8時間後。
その時点で発熱から48時間経過しており、診察に意味が無いと判断してキャンセルしました。
その時に素人ながら思ったのは、鹿児島市であれば、マリンポートのような場所にプレハブで発熱外来を作ればいいのに、というアイデアだった。
その発熱外来をこの年末年始は各地に作るべきだったと思う。
しかし、2009年以降、少し医療に詳しくなり、またコロナ禍を経験して思うのは、おそらく行政と医師会と医療機関が連携できていない。
また、リーダーが不在でリーダーシップが欠如している。
だから発熱外来を設置するのは難しかっただろう。
医療従事者は、独立事業主のように振る舞う。
医療従事者はXでも割と自由にツイートする。
それはいいことなのだが、一方、組織を動かすこと、いや自らの組織にはリーダーシップを発揮するが、異なる組織を連携させるリーダーシップが欠如していると感じる。
流石にコロナ禍においては、尾身茂という傑出した存在が日本には与えられた。
しかし、この年末年始のインフルエンザ感染状況程度の危機では、尾身茂は期待できない。
行政と医師会と各医療機関の普段からのコミュニケーション、連携が求められたのだが、各地、なかなかうまくいっていないのではないか。
難しいね。

Xでの学び