親は迷いながら判断する〜親としてプロフェッショナルを目指す

カテゴリでライフハックにしましたが、これはライフハックとはいかないという意味でつけました。
11月23日は勤労感謝の日でした。
Kくんが発熱して3日目。
病院は休みです。小児科も鹿児島市で1件だけ、休日当番医のみ。
昼の12時過ぎに病院へ行ったら、受付するのに行列に並んで約50分後、ようやく受付。
225番。現在、80番台の診療中。
一旦自宅に戻り電話を待つ。
夜19時30分過ぎ、小児科から電話あり、「あと30分くらいで診察ですので病院まで来ていてください」。
その時点で息子が発熱してほぼ48時間経っていたので、診察に意味は無いと判断し、キャンセルしました。
小児科の先生、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。
後日のニュースで知ったのは、患者260名ほど。結局深夜まで診察したそうです。翌日、24日は大丈夫でしたか?

何もかも医者のせいにしてはいけない

  • 親は迷いながら判断しなければならない

決して医者のせいにしてはいけないんですよ。


いや、別に医者のせいにしてもいいんですけどね。医者はたまったもんじゃありません。そんなに医者が頭がいいわけじゃないです。頭一つ抜き出ているくらいです。専門じゃないせいか、新型インフルエンザについて私以下の知識の医者もいます。あまり医者に期待しないでください。
医師会の休日当番医も、ボランティアみたいなもんです。
本当は、行政(県?市?国?)が頭を下げて医師会に休日当番医を小児科1病院から2病院に増やすように依頼しなきゃいけない。
もちろん、頭を下げるだけではなく、予算もつけなきゃいけない。
あるいは、新型インフルエンザの疑い患者だけを診る臨時の診療所をマリンポート鹿児島にでも作ればいい。医師会に依頼して休日はそこに医者およびスタッフを派遣してもらう。土地はたくさんあります。駐車場も十分でしょう。


というわけで、その日以来、私は、親としてのプロフェッショナルとは何かを考えています。
プロフェッショナリズムを定義しない。教えもしない。: 楽園はこちら側
例によって、岩田健太郎氏です。
要は、安易な答えに飛びつかずに考え続けなさい、ということだと思っています。
新型インフルエンザのような新しい事態では、医者も正しい答えをもっているわけではありません。

親としては、子どもの症状を注意深く見続けること、新型インフルエンザを初めとして情報を集め続けること、考え続けることがプロフェッショナリズムだということでしょうか。

Kくんの熱は26日に36.6℃まで下がりました。
発熱グラフは綺麗に48時間後まで上昇し、それ以降は少しずつ下がっています。
また一つ、有益ケーススタディができました。
24日の小児科でインフルエンザ簡易検査した結果は陰性でした。しかし、簡易検査の精度が100%ではないので、完全にインフルエンザではなかった、とも言い切れません。
全てが気持ち悪いくらい、割り切れないんですね。
その状態を耐えなければいけません。