不活化ポリオワクチンについてパブリックコメントを提出したよ

不活化ポリオワクチンについてのパブリックコメントパブコメ)を厚生労働省が募集していると知りました。
【パブリックコメント募集】不活化ポリオワクチンについて(締め切り4/13) - 感染症診療の原則
「生物学的製剤基準の一部を改正する件(案)に関する意見の募集について」
・・・って、それじゃあ「ポリオワクチン」のことだってわからないよなあ。
この辺にも厚生労働省の官僚の悪意を感じます。
厚生労働省が不活化ポリオワクチンの生物学製剤基準のパブリックコメントの募集を開始しました | 民主党参議院議員 ふじすえ健三
不活化ポリオワクチンの導入について尽力されている藤末健三さんによれば、これでも、

単独の不活化ワクチンを製造しているサノフィパスツール社が承認申請を行ったのが、先月23日のことであり、それからわずか3週間でパブリックコメントの募集を行うということはこれまでにない早さです。

と評価されているらしいです。旧ザクより遅いわ。
まあ、中の人はそれぞれの立場で全力を尽くしていて、このスピードということはあり得ます。
官僚組織ってのは、そう簡単に動かせないわけです。
っていうか、小宮山大臣が決断して緊急輸入すれば話は早いのでしょうが、そうする決断はできずに、官僚に指示した(=丸投げした)ってことでしょうね。残念です。この辺が政治家の仕事だと思うのですが。
提出したパブリックコメントをそのまま下記に引用しておきます。
「怒り」をモチベーションに書いているので、文章がちょっと読むに耐えません。
間違いがあれば、この記事で見える形で修正していこうと思います。
よろしくお願いします。
怒っているのは、パブリックスペースMacBook Airを使って、音を周囲に垂れ流しながら作業やっているバカがいるからもあります。イヤホン使えよ、お前の部屋じゃないんだよ。

▼以下、パブリックコメント提出内容

非医療従事者、37歳の父親、八月に第三子が産まれる予定です。不活化ポリオワクチンが導入されない時は自費で不活化ポリオワクチン接種しようと考えているくらい厚生労働省に不信を持っているものとして以下は読んでください。
国を信用できませんので、住所等の情報も未記入です。すみません。

不活化ポリオワクチンは、緊急輸入すべきと考えます。

不活化ポリオワクチンであれば、ワクチン由来の感染は確実に防ぐことができるからです。
確実に防ぐことができる方法があるのに、それを採用しない理由はありません。
不活化ポリオワクチンを導入すれば確実にワクチン由来のポリオ感染を防ぐことができます。
現在、世界的に使用されている不活化ワクチンは副反応が極めて少ないと聞いております。生ワクチンの方が危険性が高いのではないでしょうか?

・不活化ワクチンを導入できないとすれば、厚生労働省と大臣はその理由を明確に呈示すべきだと考えます。

生ワクチンの方が免疫効果が高いと言われていましたが、それもデータで否定されています。今、生ワクチンを続ける合理的な理由は無いと考えます。
いかがでしょうか?
国際的なポリオ撲滅運動(これは国会議員が中心でしょうか?)も結構ですが、その前に国内を不活化ワクチンに切り替えないと他の国から笑われるのではないでしょうか。
国産ワクチンにこだわる理由は何でしょうか?まさか癒着や利権、天下りのためではないでしょうね?この辺りにも厚生労働省に対する不信感があります。生ワクチンの接種率が下がっているのは、親世代の不信の表現だと深刻にとらえていただきたいところです。

・具体的には、国産のワクチン開発が成功するまでは、緊急輸入で対応すればいいのではないでしょうか?

まずは安全、その次に国内産業の保護という優先順位が当然だと考えます。ポリオの流行の危険性が高まっている、という理由で緊急輸入すれば、官僚の方々の面子も保てるのではないでしょうか(そんなくだらない面子は捨てていただくのが一番でしょうが)。
生ワクチンによるポリオ感染に対する救済措置もなかなか認定されないと聞いております。これでは、国が認可しているメリットは全く無いに等しいものです。ますます生ワクチンを接種する人はいなくなると思います。

・それから、不活化ポリオワクチンだけではなく、世界的に常識となっている六種混合ワクチンに向けた取り組みもしていただきたいところです。

以上、強めの感じで書きましたが、誤りがあれば指摘していただけると訂正します。
また、この文章はそのまま別の場所に公開する予定です。
よろしくお願いします。