まだまだ私には人生に対する色気が残っているようで、そのせいで苦しむようです。滅私してしまえば、妻子や社会のために身を粉にして働いてなんら苦しむことはないはずです。苦しむということは、まだ色気が残っているんです。
おっかしいなあ、1999年7月が過ぎ去った時点で私の人生は余生だったはずなのだが。
「パンを焼きながら待ち焦がれてい」た「世界の終わり」*1が何事もなく過ぎ去って、私はすばらしい解放感を得られたのを覚えています。ノストラダムスを無根拠に予感していたわけです。
「1999年の7の月」を過ぎてしまえば後はもうけもんだと。そのもうけもんの人生で結婚もし、子どもも2人、おまえはそれ以上の何をのぞむのだと言いたい。
*1:もちろんミッシェル・ガン・エレファント