妻子が実家にいるうちに本を整理してブックオフの蔵書を充実させてあげようと段ボールを開いていたら、鶴見済「人格改造マニュアル」が出てきた。
- 作者: 鶴見済
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1996/11
- メディア: 単行本
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1996年か、当時かなり読み込んだ覚えがある。著者は「完全自殺マニュアル」で有名になり、そのことでかなり誤解を与えていたようだが、内容は意外とまともだ。
「人格改造マニュアル」も帯に「脳をチューニングして、楽チンに生きよう」とあって、それってライフハックじゃん。
クスリとか、洗脳とか、危ない記述もあるが、私はカフェインとか、音楽などを大いに参考にさせてもらった。
- 元気になる・覚醒する曲
- ブー・ラドリーズ「ウェイク・アップ・ブー」
- アンダーワールド「rez」
- ゴダイゴ「銀河鉄道999」
- 歌劇「タンホイザー序曲」ワーグナー
- レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「キリング・イン・ザ・ネーム」
- ビースティ・ボーイズ「サボタージュ」
- ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン「ベルボトムズ」
- ザ・ビートルズ「ヘルター・スケルター」
この辺りはこの本を読んで聴いた曲。他にも「明るくなる曲」編、「落ち着く曲」編とあります。
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他にも「生活スケジュール法」では、
- 朝6時起床
- 太陽の光を浴びて覚醒
など、まっとうなことが書かれている。
予定表にはできること、小さいことから書き込んでいくこと。例えば「部屋を片づけたい」と思っても足の踏み場もないほど荒れた部屋を一度にきれいにしようとすると「できるわけがない」と途方に暮れ、逆に無力感が強まってしまう。そんな時は、「まずマンガから片づける」などと目標を段階的に設定すること。そうすれば各段階で達成感を味わうこともできる。
この引用にいたっては、まるでGTDの本を読んでいるようです。
というわけで、もう一度1996年のライフハック本を再読してみます。
おっと片付けの途中だった。