佐々木俊尚「グーグルGoogle」

突出した技術を持つ大学院生が作ったグーグルという企業は、技術志向であることによってある種の「無邪気さ」を前面に押し出すことができた。
 しかしその無邪気さは、裏を返せばしたたかな権力構造の中で利用されやすいという欠点も持つ。

さてとこのままだと引用が本文より長いから、これは引用ではなく盗用だと言われかねない。
グーグルはまだ誕生して10年にもならない。
経験不足?
いや圧倒的な技術が経験を凌駕する?

たとえば中田英寿も意外にナイーブに見える。
それは他人とのコミュニケーションの下手さに現れる。
結局、中田の理解者は彼より大人の男か女性が多くなってしまっている。
しかし、サッカーでは当たり前だが同世代や年下の男子とチームを組むのであって、同じ日本語を使う日本人より外国語でのコミュニケーションが中田にとっては楽だったかもしれない。

グーグルも政治力を身につけるべきなんだろうか?
そんな政治に対して反政治ではなく、非政治のような道はないだろうか?