もち投げは楽しい

鹿児島では家を建てる時にもち投げをする家庭がある。
先日、近所で新しい家の棟上げがあり、もち投げがあった。
わざわざ家の人が、今日やりますので、とお知らせに来た。
コンビニレジ袋を持って待機。
30分くらいも前から家の前に人が集まり始める。
それでこっちも落ち着かなくなる。
玄関から様子がわかるので10分前まで自宅で待機。
そして、いざ出陣。
三番目の次男は人見知りで、行かないと。
長女と妻で参加した。
いざ、もち投げが始まると、みんな必死になる。
これはおもしろい。
こぼれ落ちた餅(小さい紅白の2個入り)を狙うが、すばやく動かないとすぐにさらわれる。
一人、とんでもないスピードのおばさんがいた。
必死すぎるやろ。
ひいた。
餅だけではなく、お菓子もばらまかれる。
一人、4歳くらいの男の子が自分の周りでなかなか拾えそうにない感じだったので、お菓子を3つほど渡した。
餅は自分が好きなので渡さない。
こう記憶に残らないくらいの子どもに親切をするのっていいよね。
最後、大玉じゃなかった、大きめの餅がいくつか投げられ、妻が見事にキャッチしていた。
もち投げ、楽しいな、新築の時だけじゃなくて、時々、やればいいのにね。
あの屋根の上から投げるのも楽しそうだ。
「見ろ、人がごみのようだ」ってムスカごっこができるよね。
下々の民にほどこしを与える感じを体験できる。
自分は、投資の考えから住宅ローン組んで家を建てるつもりはないので、たぶん一生もち投げ側になることは無いかなあ。
まあ、いいけどね。
成果としては、小さい餅を2袋、お菓子を数個、小銭を2袋ほどゲットした。