白取春彦『「愛」するための哲学』と中原中也詩集を並行して読んでいて発見した。
否何れとさへそれはいふことの出来ぬもの!
手短に、時に説明したくなるとはいふものの、
説明なぞ出来ぬものでこそあれ、我が生は生くるに値ひするものと信ずる
それよ現実! 汚れなき幸福! あらはるものはあらはるまゝによいといふこと!
(中原中也「いのちの声」)
この詩が、まさしく「愛」するための哲学に接続すると感じたのだが、具体的にどこの箇所と接続するのか、忘れてしまった。
それでも、記録ログとして書いておこう。
いずれまた接続する瞬間があるかもしれない。