本日はコロンビア。#トラベラーズノート とともに。#coffee #travelersnote
目標は必要ない。ベクトルだけあればいい。そう思ってきた。
最近読んだ『ソース』でも同じことが主張されていた。
大学受験に2年失敗して予備校に通った。そこで勉強することの楽しさ、ワクワク感を発見して、それからは自然と成績がアップした。目標とする大学は設定しなかった。学費や生活費、もう浪人はできない点を踏まえて自宅から通うことができる公立大学を選んだ。特定の大学に行かなくても、自分で楽しく勉強できる自信があったからだ。そして、おそらくその選択は正しかった。
就職活動でも目標とする企業は設定しなかった。結果、国家公務員2種試験に合格した。予備校に通ったりせずに大学の図書館に通って行政法の本などを読んだ。その勉強自体が楽しかった。民間企業は全滅したが、博多に高速バスで通ったり、飛行機で東京の朝日新聞社に行くのは楽しかった。当時、朝日新聞社は筆記試験を通って本社に面接に来た学生に交通費を現金で支給してくれた。ありがとうございます。面接は2年連続落ちたけど、東京に行けたのは良かった。
今の仕事でも目標は設定していない。与えられたポジションでのワクワク感を追求して仕事をした結果、今がある感じだ。満足してはいないが、楽しい。ストレスを感じるがやりがいもある。自己ドライブがある。
具体的にやりたいことがあるわけではないので、今いる場所で自分に対してドライブをかけてやる。そこにワクワクが後からついてくる。そういうもんだと思っている。ワクワクは誰かから与えられるものではなく、自分がやりたいことにのみ存在するものでもない。
ベクトルという方向性さえ間違っていなければ、自分に目標は必要ないのだ。
伊藤穰一さんの同じ言葉を最近2回ほど別の場所で見た。「地図ではなくコンパスを持て」という言葉。同じことを言っているような気がした。違うかも。まあいい。
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