単色ペン主義〜やっぱりZenっぽい美学

困ったな。高級なジェットストリームプライム三色ボールペンを買って使っているけど、同じ三菱鉛筆のシグノRT1を見つけた買ってみたら、やはり自分は単色ペンが合っているのかもしれないと感じ始めました。

単色何がいいかというといっさい迷いが無く書けるという点ですよね。どの色で書くか迷わない。一色だから。三色だと色の選択でちょっと迷い、選択した色の軸を出すのに更にノック箇所の色を確認する必要がある。そしてノック式であれば、ほとんど迷わずに頭に浮かんだ言葉を紙に書くことができます。どうしても他の色が使いたい時はそのペンを手放して書きたい色のやはり単色ペンを手に取ればいいという気がしてきました。それがシンプルで、スティーブ・ジョブズの哲学にもふさわしいんじゃないか。あるいはジョブズはペンなどは使わなかったかな?ジョブズのメモ術というのは気になるのですが、その辺も含めてどんな仕事術だったのか、よく知りません。

赤はジェットストリームの単色で机に置いておけばいいかもしれません。単色ペンを複数使うというのが自分には一番しっくりくる気がしてきました。私が手帳術における師匠的な地位に勝手においている佐々木かをりさんの手帳がほぼ単色でした。ほぼ単色というのは、いつも使っているペンはあるものの、もしそれが無ければ手元にあるペンで色にこだわらずに書き込む、ということでした。つまり、思いついたらとにかく手帳に書くことを最優先にしているということです。そのシンプルなバーチカル手帳は美しい。インスタグラムなどで公開されているカラフルでおしゃれなほぼ日手帳とは対極のシンプルな美しさを感じます。水墨画にも通じる感じでしょうか。禅Zenですね。モノトーンの美学というのは、生活でもファッションでも惹かれるところがあります。うん、基本、単色でいいかもしれません。

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ジェットストリームプライム、MDノートのカバーに差して #stationery

ジェットストリームプライムは自宅に置いて、日記用のMDノートと一緒にしておきます。MDノートにはビニール製カバーがかけてあり、ペンホルダーも付いているので、そこに引っ掛けておけばいいでしょう。このカバーのペンホルダーのサイズにプライムはぴったりなんです。落ち着いてゆっくり言葉を書くには、プライムの重さは心地よく感じます。MDノートは自宅で机でゆっくり書くノートです。
多色ペンでも単色主義で基本使う色を決めておけばいいですよね。プライム三色の場合、基本は黒。青は黒インクが無くなった時のバックアップとして。赤は後から印をつけたり、目立たせるために使うなど。

ミドリ MDノート<A5> 横罫

ミドリ MDノート 横罫