自己犠牲じゃなく誰かを助けるということ〜ゴールデンスランバー

ふと『ゴールデンスランバー』の素晴らしさに気づいた。
主人公の青柳の逃亡を助けるみんなが無理をしていない、ということ。
できる範囲で助けている。
各自にはそれぞれの生活や家族があり、それらを犠牲にすることはない。
自己犠牲ではない。
そういうもろもろがすばらしいと思った。
誰かを助ける、というのはこういうものでいいんじゃないか。
自らを犠牲にしてまで人助けをする必要はない。
もちろん時にはしたっていいんだけどね。
特に3月11日以降の状況を意識しているわけではない。

お金を貸さない

誰かを助ける、という意味ではお金についても考える。
僕がいつも思うのは『優しい時間』というドラマだ。
この中で喫茶店のマスターをしている主人公は、常連客にお金を貸さない。その後、常連客は借金を苦にして自殺してしまう。
僕は、それは正しい行為だと思う。あるいは、貸したとしてもそれを間違っているというつもりもない。
お金の貸し借りについては、正しいとか正しくないとか外部から言うことではない気がする。
そういうわけで、僕はお金は貸さないことにしている。原則として、ではなく、一切貸さない。例外無し。親戚でも貸さない。ましてや友人・知人には貸さない。お金を私から借りようとして結局ダメになった人、お金を私からは借りようとしなかったけどお金でダメになった人、をそれぞれ知っている。
こうやってブログに書いて公開することで自分への戒律とするのである。

2014/03/01追記

タイトルに追加して本文を少し修正

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