ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を読み始めたよ

ついに読み始めました「カラマーゾフの兄弟」。新潮文庫版で妻が先行しています。妻が中巻に移ったので、僕が上巻を読み始めました。
東大教官がすすめる100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
とにかく読め、と言われています。

読み始めてすぐに感じたのは、語り手がよく顔をだすということですね。これがおもしろい。ドストエフスキーが書きながら、熱狂している感じが伝わってきます。先に走りたい気持ちをぐっとこらえて言い訳するような文体ですね。これは、本当に作者が熱狂しているかもしれないし(グレン・グールドのピアノ演奏のように?)、計算ずくの文体かもしれません。

手元にネット接続端末があれば、「使徒トマス」などをすぐ検索できてWikipediaにつながるから便利ですね。世界を深く理解するのに役立つと思います。
あと、「ゾシマ長老」で自分のGmailを検索してみると思いがけずid:zoot32さんの記事に行き当たったりしておもしろいです。
2007-02-22 - 空中キャンプ

読むのは初めてかな?冒頭部分から全く記憶にない。読まず嫌いだったかも。もったいないことだ。
読み終わるのを待っているといつになるかわからないんで、まずブログにしてみる。

参考
[書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)