連休終わり

明日5月7日から仕事という人、だけれどやる気が出ない、もっとひどく仕事に行きたくない、という人も多いかと思います。仕事を辞めてしまいたくなったり。
さて私がよく考えるのは、こういうネガティブな思いをブログなどに書いたりすることがどうなのか、ということです。ネガティブなことは一旦言葉にしてしまうと言葉が自動的に走り始めてしまう恐れがあるようで、意識的に全く書かないようにしているという人も多いかと思います。
私が真っ先に思い出すのは、雑誌「クウネル」2002年11月15日号での庄野潤三さんのインタビューですね。

人間が生きていく以上、不愉快なことにも必ず出会うわけですけど、それを大きく取り上げない。それを無視したいという気持ちがあるわけですね。それから、人間は必ず死ぬものですけれど、死ぬってことも考えちゃいけないと、自分に言い聞かせているんですよ。(…)

強く意識的に庄野さんはそうして作家をしているんですと。さて私はどうしましょう?
内側に起こる黒い感情を放っておく。しかし、それも時に苦しくて、書き付けることで発散する効果もあるんです。
迷いどころです。