CDに投じた金額について考えてみる

2年前、2005年あたりの日記を読み返していて、久しぶりにハードディスクウォークマンNW-HD2を引っ張り出して聴いてみる。
シャッフル/ランダム再生で聴くのが私の通常のスタイル。
この20GBにほぼ全ての手持ち音源が入っている。
1990年代のロックが中心。
高校卒業してから大学生の間は、手持ち資金のおそらく半分以上をCD購入にあてていた。
それって何?
いったいその情熱は何だったんだろうか?
今の私のベース部分を作っているには違いない。
フィッシュマンズBELLE AND SEBASTIANで頂点に達した後は惰性でCDを買っていた気がする。佐藤伸治が死んで、ドラムロゴスベルセバのライブを観た後は、私の中で終わってしまったらしい。
2007年現在、CDに投ずる金額はほぼゼロである。
一方、よくFMを聴くようになった。運転免許を取ったことや、「あ、安部礼司」などの番組を発見したことなどが大きい。
時々、不意打ちでぐっとくる音楽が流れてくればそれでよく、CDという物質で所有しようと思わない。