ジョージ・マイケル"ケアレス・ウィスパー"〜遅すぎる告白

連休中に後輩の結婚披露宴に出席してきました。
よい披露宴と二次会でした。
日帰りする必要があったんで、その帰りの新幹線内でいろいろと思い、人の披露宴に出席するといろいろ考えさせられます。


披露宴が終わってから二次会まで時間があったので、友人とフレッシュネスバーガーで時間を潰しておりました。
その時、店内のBGMで印象的なイントロが流れてきて、その時は曲名などわからず後からジョージ・マイケルの「ケアレス・ウィスパー」とわかりました。


さて私がこの曲を聴いて思い出したのが、なぜか竹内まりあの「告白」なんです。
似ているというか、聴くと同じ種類の感情をかきたてられる気がします。
音楽に関して私は厳密な耳をもっておりませんので、これはあくまで印象批評みたいなもんですが。


竹内まりあについては一時期よく聴いていたことがありました。
男では珍しいケースかもしれませんが、当時、今井美樹もよく聴いていました。
歌詞で竹内さんは、遅すぎる告白でも待っている、という意味のことを歌っていますが、これは女性としては一般的なんでしょうかね。
私の印象ではそんなことは全くなくて、女の子は遅すぎる告白なんて面倒だと思うんじゃないでしょうか。
昔好きだった男がいて、それを諦めて他の男と結婚した(その相手も嫌いじゃないしむしろ好きだ)、という状況の女性がいたとして、昔好きだった男から突然、好きだと言われても邪魔くさいだけでしょう。
その時じゃないと意味ねえじゃんと。
既に結婚した女性にそんなこと言う男もどうかしているのであって、言わぬが花という言葉を思ったり、「日の名残り」を見てもらうといい。
世阿弥に「秘すれば花なり」という言葉もあります。文脈無視で引用していますが。


「好きなら好きと言えばいい」
これは私が出席した披露宴の後輩(新郎)の言葉です(出典があるのかもしれませんが、不明)が、私はその素直さ率直さを肯定するのと同時に上記の例のような「告白」は否定します。
そんな感覚を私はもっておりまして、だからなんなんだと長々書いてきた自分の文章を見て思います。
全てジョージ・マイケルのイントロのせいですが、何か(おぎやはぎ風)?