ヴィンセント・ギャロ「ウェン」〜Vincent Gallo"When"

社会人一年目、全く親戚も知り合いも友人もいない土地で働き始め、初めての一人暮らしの夜によくヴィンセント・ギャロ「ウェン」を聞いていました。
新しい部屋のフローリングとカーテンのない窓からは隣のビルの壁面。
孤独。
深海に一人ゆっくりと沈んでいく気分が悪くなかったものです。

その後、割とすぐに結婚し、家も変わり、孤独感を感じることは少なくなりましたが、ヴィンセント・ギャロを聞いていた時間は貴重な時間だったように思います。