2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

モレスキンが復活しても迷うノートの取扱い

モレスキンが復活して moleskid が帰還したのだが、今でも迷う。迷うからこそ、moleskid だ。 モレスキンは書き終えた後、ノートというモノが残る。そこがいいところでもあり、鬱陶しいところでもある。たくさんのノートがたまってくると重たい。また、たく…

観察力を磨くためにアートを見よう〜『観察力を磨く名画読解』

エイミー・E・ハーマン『観察力を磨く名画読解』を読んだ。 知覚の技法を学ぶことで、世界が変わる。アート作品を観ることは、その練習・訓練にぴったり。そういった内容だった。 常々、自分が上の空で生きていて、人や物事を観察できていない、という課題を…

南野忠晴さん『シアワセなお金の使い方』は子どもに読ませたい本だった

岩波ジュニア新書『シアワセなお金の使い方』を読んだ。著者の南部さんは、家庭科の教員とのこと。 まず、家庭科で「お金とのつきあい方」を教えるってことを初めて知った。自分の記憶はまったく無い。いや、家庭科じゃ駄目だろう。個人的には、マネーリテラ…

森川すいめい『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』を読んだよ

精神科医の本。何と言っても、本のタイトルが素晴らしい。「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」。それだけで読むことにした。タイトルが素晴らしい本は間違えない。 結果、内容も素晴らしかった。色んな学びと思考がある。 ちなみにタイトルですぐに…

エリック・ホッファー自伝がおもしろい

なんて読みやすい文章なんだ。『エリック・ホッファー自伝』、原題は Truth Imagined 「構想された真実」と訳されている。かっこいい。 なんで今まで読んでいなかったのだろう。 読みながら、たくさん引用した。自分の中にインストールするために手書きで抜…

糸井重里さんの凄さと40歳からの危機

浅田彰さんの『逃走論』の中に「本当にすぐれたプロというのはアマチュアであることをやめないひと」という言葉があって、すぐに思い付くのは株式会社ほぼ日の糸井重里さんだ。実際、浅田さんの文章(『広告批評』1983年3月号)でも別の箇所で糸井重里さんの…

文庫本の本棚を2本新しく並べて見える化したら色々読みたくなった

妻が文庫本用の本棚を2本買ってきた。それを組み立て、長女が文庫本中心にどんどん並べた。 先日、妻が実家から持ってきた大量の文庫本と自分が段ボール箱に眠らせていた文庫本をどんどん並べた。 二人の趣味が違うので、重なることは無い。唯一被ったのが…

主観のズレが人や組織を動かす

野中郁次郎さんの言葉 「人々を説得することで主観を客観にしてく」 「主観を客観化していく過程こそがイノベーション」 それらにインスピレーションを受けて、思いついたのが、主観のズレというコンセプト。 主観のズレがあると、伝言ゲームが発生する。人…

忖度について

森友学園の問題については、どうなっても関心が無い。ずっと考えているのは、「忖度」について。 官僚や政治家の世界に限らず、どの組織でも忖度はある。 勝手に偉い人の気持ちを忖度して、仕事を増やして、それを部下に丸投げする人はどの組織にでもいるだ…