パイロットのなめらか油性ボールペン、アクロ500が長さ的にNOLTYライツメモ小型版にぴったりじゃないかと夢想した。
文房具屋でアクロ500を見つけたので手持ちのライツメモ小型版のペンホルダーに差してみると、うーん、ペンホルダーの位置とアクロ500のクリップの位置の関係で結局頭がちょっと飛び出してしまう。
これなら、申し越し飛び出るが今差している三菱鉛筆のユニボールワンの方がいい。
また、ペンの軸が細いのでペンホルダーにぶかぶかとなり、不安定。
ペンホルダーの直径が大きいのでアクロ500では細すぎるのだ。
この点もユニボールワンの方がペンホルダーに収まりがいい。
なるほど、ペンホルダーとの関係で、細くてコンパクトなペンならいいというわけではないことがわかった。
そして、NOLTYライツメモ小型版には、やっぱりユニボールワンがベストだとあらためて認識した。
下記画像参照。
頭が少し飛び出るが、ほぼ気にならない程度。
ユニボールワンの軸の太さもペンホルダーに出し入れするのにストレスが無い程度。
ちょうどいい。
前田裕二『メモの魔力』の熱量に圧倒される
見開きでノートを使う。
貧乏性だからそれが難しい。
そこでダイアログノートを活用する。
小さいノートであれば、貧乏性の自分でも見開きで使える。
また、ダイアログノートは上下左右のページの中心点がわかるから四分割しやすい。
それも前田裕二さんの『メモの魔力』的なノートの使い方に向いている。
左ページに自己分析1000問から2問転記
右ページに抽象化→NextAction
個人的に、転用をNextAction(GTDから)に置き換えている。
本当は1ページ1問くらいがいいのだろうが、貧乏性でもダイアログノートのような小さいノート活用術で何とかやる。
「抽象化」もよくわからないので、自分の言葉で「接続」に置き換える。
ファクト→抽象化→転用
という前田裕二さんの方法を、
- ファクト→接続→NextAction
と変えて自分の武器とする。
最終的に読書で得た知識を自分のNextActionに落とし込むことで初めて武器となる。
メモ術というよりは、人生に対する姿勢としてのメモ
attitude、あるいは生き様としてのメモ
前田裕二さんの熱量に圧倒される。
圧倒的な量。
迷ったら、圧倒的な量をこなすことは一つの方法だと思う。
以下、読書メモ。
このメモをポメラDM200で作った。
はてな下書きブログと別途OneNoteにも送ってあり、そちらで何度でも読み返す。
読み返して自分にインストールすることで武器にする。
そもそも本書を二度読み返した。
読書メモ
就職活動のときは、自己分析を深めるために内省メモを続け、自己流で作っていた「自己分析ノート」は、最終的には30冊を超えました。p5
→圧倒的な量が前田裕二さんの特徴。自己分析なんか意味がないとしらけている奴が一番使えない人材だったりする。
メモをとると、あらゆる日常の出来事を片っ端からアイデアに転換できる。p6
→メモによる「知識移転」(『RANGE』)
「より本質的なことに少しでも多くの時間を割くため」に狂ったようにメモをとる p22
→エッセンシャル思考
熱意を伝えたいのなら、紙がベストです。p31
→若い時の藤田晋さんがイメージをその場で伝えるためにマルマンのスケッチブックを使っていた気がする。
果たして、何がすごくて、やばいのか。ここを一歩二歩、踏み込んで考えるのが本質的なメモのあり方p35
→先日、マツコの知らない世界を見ていて森山直太朗さんが女性歌手の声について、一歩も二歩も踏み込んで考えた結果の言葉の力を感じた。あれくらい言語化しないといけない。
ノートは見開きで使う p39
右ページを空けておく
左ページ:ファクト
右ページ:抽象化→転用
自分が世界を抽出した気づきから、きちんとアクションに「転用」することを通じて、自分の日々が、人生が、変わっていきます。p46
「ファクト→抽象化→転用」p46
→転用をNextActionと理解している
メモの本質は「振り返り」にあります。p70
→ノートを読み返すことが重要
→手帳やノートは書くものであり、読むものでもある。
「抽象化」こそが僕のメモ術の根幹 p72
細谷功『具体と抽象』p87
抽象化とは「具体的な事象の本質を考える」こと p90
→ちょうど読み返していた楠木建さんの『ストーリーとしての競争戦略』でも、
具体的な事象をいったん抽象化することによって、初めて汎用的な知識ベースとなります。
という言葉があって接続した。
「自分の内にある熱が伝染するような「生きた言葉」」p96
では、どうすれば周囲を巻き込めるのか。それが、「言語」であり、ロジックです。p97
「良質な非常識」南場智子 p101
「自分を一歩引いて客観視する癖」p110
世阿弥 能楽論書「花鏡」 「我見」と「離見」
→非人情(夏目漱石『草枕』)
「就活の「自己分析」をバカにせずにやり切ることで見えてくるものは、必ずあるのです。」p117
→自己分析や就職活動を馬鹿にする奴は、何をやっても駄目だ。
人生を振り返っても、やりたいことが見つからないんだ、という人は、過去に目を向けるのではなく、逆に、一つでも多くの新しい経験を通じて、新たな選択肢に触れることが重要です。p125
→経験の「幅」が重要という意味で今読んでいる『RANGE』に接続する。私の方法はまったく別の読書の「接続」にある。
大切なことは、そういった「形式」よりも、自己分析に対する気持ちの強さ、エネルギーの量です。p127
「強く途切れない熱量」
「ブレない人生の軸」 p134
「ちょうどいいバランスのアンカー」
「揺るぎないコンパス」
を自己分析によって見つける
→前田裕二さんは、この自己分析も狂気に近い量でやっている
「転用」が大切 p141
「じゃあ今この瞬間、それに向けて具体的に何をするの?」
→NextAction思考(GTD)
言霊の力 p148
→狗巻棘(呪術廻戦)
言葉によって誰かの意識が変わり、それが何らかの形で自分にポジティブに跳ね返ってくる
「自分の言葉が誰かの潜在意識に大きな影響を与える可能性」p150
「なるべくポジティブで愛情を込めた言葉を発する」
→Twitterでも使う言葉に注意
「ただぼんやりと思うのではなく、逃げずに言語化する。」p152
→ノートは、今、小さいノート活用術でダイアログノートを使っている。
「とるべき行動の細分化」p159
→NextAction、GTDに接続する考え方
「ここまで考えてみても、やりたいことが本当に見つからない自分」p161
「一つでも多くの事象・経験に触れ、一人でも多くの人と会って話を聞く」
「メモは、「創造の機会損失」を減らすツールです。」p183
「メモをとり続ける姿勢」を保つこと
→人生に対するattitudeとしてのメモ
メモは呪文に似ている p187
「一つの行動様式として」
「とにかく呪文を唱えるように、メモをとりまくる。」
「やはりここでも、物量がものを言うのです。」
「人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。」p194
「自分の人生の勝算につながる選択をすべき」
「選択の前提となる人生の軸を自己分析によって得ていることは、大変な強みになります。」
「圧倒的な熱量」p195
「熱は、言語を通じても伝導します。」p196
検索も弱いのに、なぜ手書きでノートに書くのか
なぜ検索が弱いアナログノートにわざわざ手書きで書くのか?
自分の頭ん中にインストールした知識じゃないと武器にならない。
本当には使えない。
そのためには、手書きで思考として書くことが有効だと思っている。
前田裕二さんの『メモの魔力』から得たツール、
ファクト→抽象化→転用
これを自分なりに、
ファクト→接続→NextAction
と変換し、武器化した。
その作業をノートでやるのだ。
前田さんの方法を使って、左ページにファクトを書いて、右ページに接続→NextActionを書く。
接続は自分のキーワードで、異なる知識を結びつけること。
NextActionは、GTDからのもので常に「次の物理的なアクション」を意識している。
読書などで学んだ知識は、自分の手持ちの武器と接続して、NextActionに落とし込むことで武器になる。
それをノートで実践している。
だから、手書きがいい。
なぜ手書きなのか、という理屈はちょっと弱いかな。
このことはこれからも継続して考える。
家族分のマイナンバーカード交付申請書が届いたが、マイナポイント制度はまさしく鶏肋だった
自分はすでに取得してマイナポイントももらったマイナンバーカードだが、残りの家族分のマイナンバーカード交付申請書が先日届いた。
akizukid.hatenablog.com
↑ここで書いたが、トータルで5カ月ほど時間がかかるマイナポイント取得はうんざりする。
家族4人で20,000円だとしてもだ。
金額は中途半端。
捨てるには惜しい。
まさしくこれこそ鶏肋だと思った。
マイナポイント制度は鶏肋だ。
めんどくさいの元はこの5か月という時間に尽きる。
マイナンバーカード申請自体は下記に書いたように、スマホで申請すると驚くほど楽だ。
akizukid.hatenablog.com
自分の場合、マイナポイント制度があることでかえってマイナンバーカード申請のハードルが上がっているという政策のマイナス効果が発揮されているのだ。
予算も必要なうえに、手続きがめんどくさいがゆえに、マイナンバーカード取得率向上しないマイナポイント制度は、やっぱり政策としては失敗なのではないだろうか。
その失敗を認めてこそ、次の政策に活きるのだろうが、霞が関は失敗を認めない組織文化が根強い。
根強いというか、ほとんど失敗を認めないことが魂の形になっているのではないだろうか。
真人にその魂の形を変えてもらいたいくらいだ。
ちなみにマイナポイント制度は3月末までが期限となっている。
この期間を過ぎてしまえば、かえって鶏肋に悩むこともなくなるので、マイナンバーカード申請が進むのではないだろうか。
狗巻先輩→言霊
アニメ『呪術廻戦』の狗巻先輩の影響で「言霊」ということを考えている。
使った言葉は、自分に返ってくる。
なので、使う言葉には意識的になった方がいい。
ふだん無意識で反射的に使う言葉は、シャケとかおかかとか、おにぎりの具にする、というのは一つの方法だと思う。
脊髄反射の言葉は少なく、少数のコレクションでいいかな。
最近、自分は「しゃべり過ぎ」なのではないか、という思いがあるので、ちょうどいい。
使う言葉を意識的に選択してみよう。
かといって、無理にポジティブな言葉にする必要はない気がする。
ポジティブな言葉を使いましょう、という心理学とは違う。
沈黙をベースに。
樺沢紫苑『ストレスフリー超大全』は一家に一冊あってもいいな
樺沢紫苑さんの『ストレスフリー超大全』を読んだ。
これ、家庭の医学のように一冊あればいいなと思った。
基本的で機能する情報がまとまっている。
以下は私の読書メモであり、正確な引用ではなかったりするので注意。
「→」は私のコメント、読みながら接続したこと。
読書メモ
ノルアドレナリンの分泌としての不安 p20
→不安のような曖昧な感情を物質の問題としてとらえて対処する
不安に対しては「行動する」こと
→NextAction思考(GTD)、不安には「次の物理的なアクション」に焦点をあてるGTDが機能すると思っている
週に150分以上の有酸素運動 p33
→Google Fitの基準(WHO)
→Google Fitは睡眠時間も記録できる
→Google Fitは最近スマホのカメラで心拍数や呼吸数も計測できるようになった、すごい
樺沢さんは「朝散歩」をおすすめ p36
セロトニン(物質の問題)に注目
→朝、太陽の光を浴びながらウォーキングすればいい
→通勤でもウォーキングを取り入れる
ラポール形成 p56
心の橋がかかるのは3ヶ月以上
→子どもとの心理的安全性の構築(2021年1月~
・Iメッセージ p92
「宿題をしてくれると、お母さんは嬉しい」
・情報提供を続ける
リビングに読ませたい本をさりげなく置いておく
・半年以上待つ
・他人より自分を変える
フレイル p137
→個人的に痩せすぎの自分は気になる、要注意
→運動か
守破離 p151
→異動、3年間
→守:引き継いだことを基本、学び、インプット
→破:引き継ぎ以外に発展、挑戦、アウトプット
→離:自己流のやり方、自分で決断、提案、異動を意識、マニュアル化
「やらされ感」は地獄、「自発性」こそ天国
→たとえ降ってきた仕事でも、それを改めて自ら主体的に選び直すことが仕事を楽しくやるうえでのポイント
→大げさに言えばニーチェの「運命愛」
天職はコンフォートゾーンの外にある p166
→否応なしにコンフォートゾーンの外に出されることは多々あるので、無理に出る必要はないと思っている
→否応なしにコンフォートゾーンの外に放り出された時に、その状況を自ら選択すること(やはり運命愛)
やる気スイッチ p174
まず始めること
パワーポーズ
質のよい睡眠を7時間以上が目安 p207
→フランクフルト長谷部誠は8時間以上の睡眠と規則正しい生活を心掛けていると
寝る前の2時間の過ごし方
・ブルーライトを避ける スマホを使わない
・飲酒・食事をしない
・興奮系の娯楽(ゲーム、映画、ドラマを避ける
・「入浴こそがぐっすり眠るための最も重要な方法だ」西野精治
・蛍光灯もブルーライトを発する
→LEDランタン時間
寝る時は真っ暗がいい
寝る前2時間のリラックス・ルーティン
・90分前までに入浴40℃
・水分はとる、食事は控える
・軽い運動(ストレッチなど)、音楽、アロマなど非視覚系
・日記(ポジティブ)
→ほぼ日5年手帳
→ダイアログノートでの自己分析1000問(前田裕二『メモの魔力』)
科学的に「健康にいい食べ物」 p226
・魚
・野菜と果物(フルーツジュースとじゃがいもは除く)
・茶色い炭水化物(玄米、蕎麦、全粒粉パン)
・オリーブオイル
・ナッツ類
痩せは健康ではない
よく噛んで食べる p237
適量飲酒 p240
「純アルコールで1日平均20グラム程度」
→アルコール25ml程度か
休肝日を週2日以上
→翌日仕事の日は飲まない、つまり週5日休肝日
性格ではなく、行動を変える p249
→NextAction思考
3行ポジティブ日記 p250
寝る間15分以内
→ほぼ日5年手帳
自己肯定
自己受容
あるがままでよい、あるがままよりほかに仕方がない、あるがままでなければならない。(森田正馬) p254
1行ネガティブを書いて、フィードバックを追記する
「怒っている自分」を客観的に眺める p265
→非人情(夏目漱石『草枕』)
ゆっくり話す p267
嫌な出来事はアウトプットしない方がいい p270
1回ルールの徹底
ツァイガルニック効果
=目標が完了されていないタスクの方が、完了したタスクよりもよく覚えている傾向がある
→タスクも完了させてしまえばいい
→たとえばできるタスクをすべて実行した後は、そのタスクを適度な期限を設定して先送りしてしまえば、とりあえず完了となる
賢者のワーク p274
ノートに嫌なことを書いて、しばらく時間を置いて、客観的なアドバイスを書き込む
「嫌な出来事は徹底的に書き出したほうがいい」というアドバイスもありますが、私は懐疑的に見ています。「書く」ことは、「話す」こと以上に、記憶を増強しやすいからです。p275
人生を楽しむ人になる方法 p314
・素直さ
ニュートラル(中立)
→フラットな姿勢
先入観に注意する
情報をブロックせずに、とりあえずやってみる
→非人情の旅に思慮はいらない
1.コンフォートゾーンから出る
→人生に置いては、否応無しにコンフォートゾーンから出る機会がある(異動など)ので無理に自ら出なくてもいい。否応なしに出た時に、その状況を自ら選択したものとする姿勢が大事。ニーチェの運命愛。
2.ウィッシュリストを書く
→ほぼ日5年手帳の巻末、ダイアログノートのリスト
決断グセをつける p318
ただの情報不足
迷ったときは「徹底的に情報を集めること」しかない
「確証バイアス」に注意
「決断の基準」を持つ
1.ワクワクする方を選ぶ
→孫悟空(ドラゴンボール)
2.難しい方を選ぶ
3.ドラマティックな方を選ぶ
→1995年、告白した決断によって、自分の人生が変化した
「生きる意味」は存在しない p322
人間は自分の存在意義(世界そのもの)を知ることはできない。(カント)
セロトニン及びオキシトシンによる幸福をベースにして、ドーパミン的幸福を求める p332
セロトニン的幸福
・朝散歩
・笑顔
・瞑想、マインドフルネス、複式呼吸
オキシトシン的幸福
・安定した人間関係
→妻との関係
・20秒以上のハグ
ドーパミン的幸福
・お金、社会的成功
・運動
→仕事
→投資
エッセンス
1.「それでいい」を口グセにする
→これでいいのだ(バカボンのパパ)
2.「今」にフォーカスして生きる
「つい、過去や未来のことを考えてしまうときは、「今を観察すること」に集中しましょう。」
→ニーモシネに今日のToDoを書き出して実行
→Microsoft To Doの今日の予定
3.自分で決めて「自分の人生」を生きる
4.自分を大切にして生きる
優先順位は、自分→家族→仕事の順番
5.自分から心を開き「相談」をする
6.必ず「動きながら」考える
「小さな行動」の積み上げ
→NextAction思考
7.毎日を「ポジティブ」に締めくくる
3行ポジティブ日記