勉強は子どもの義務である

勉強は義務だ。
そして、その押し付けられた勉強を主体的に選択し直す過程で、おもしろさがわかる。
そのためには徹底的に勉強するしかない。
いやいや中途半端にやるのが最悪だ。
それくらいなら、勉強放棄して、地元の友人との濃密なマイルドヤンキーつながりを構築して、手に職をつけて、週末にはワンボックスカーに箱乗りして家族ぐるみでキャンプに出かけてバーベキューしたりして、楽しく生きた方がいい。
中途半端に勉強をダラダラ続けてしまって運良く大学に受かってしまうのが最悪のシナリオだ。
そうなると大学で勉強しないだろう。
中途半端に成功するのが一番良くない。
自分は、大学受験に2年失敗して、ようやく本当に自分の頭を使うようになった。

勉強がつまらない、というのは、まだ限界までやっていないからである。
そんなことばかり言って成長すると、社会人にもなって、与えられた仕事がつまらない、とか言い出す。
与えられた仕事を主体的に選択し直すことでおもしろい仕事にするのは、自分なのである。
それができない人は、どんな仕事をやっても中途半端だろう。

こうした考えを何とか、折に触れて長男をはじめ子どもたちには伝えたいと思っている。