子どもを小児科へ連れて行くための発熱+α基準

たとえば、子どもが発熱したとする。
でも、それだけでは小児科には連れて行かない。
ちなみに、反ワクチン派ではない。
しかし、発熱だけでは病院に連れて行かないと以前書いたら、ある人から激しく攻撃された。
自分の基準としては、発熱+αだ。
αの部分は、親が子どもを観察して判断する。
経験や知識に基づく直感だ。
そのαの判断まで、小児科医に預けるのか?

先日、6歳児が発熱した。
その他の症状は特に無し。
様子を見ていたが、3日経過しても熱が下がらない。
そういうパターンはあまり無いので、妻が小児科に連れて行った。
検査した結果はアデノウイルス陽性だった。
とはいえ、アデノウイルスは対処療法ぐらいしかない。
そういうことだ。

私の思考の原点は、2009年の新型インフルエンザ騒動だ。
あの時、小児科のリソースには限界があると感じた。
また、発熱時に小児科へ連れて行くことのリスクも考えている。
まあ、自分でも、これが正解だとは思っていない。
いつも迷う。
迷った結果、小児科に今は連れて行かない、とか、そういう細かい判断の積み重ねしかないと思っている。