デスクトップ仕事術

仕事のパソコンを見て、デスクトップにファイルが散らばっていたら、こいつは仕事ができない、というのが常識だと思う。
しかし、自分は最近、あえてデスクトップに作業中のファイルを置いている。
結局、その方が自分が作業している仕事の全体が見えるからだ。
いわゆる「見える化」である。

一つ「inbox」フォルダを作り、その中にファイルは放り込む。
そのinboxフォルダのショートカットだけをデスクトップに置く。
そういうやり方もあるが、欠点がある。
欠点はフォルダの中だとファイルが整列してしまうことだ。
一方、デスクトップ上であれば、いわゆるマトリックス的に緊急度や重要度に応じて自由に並べておける。

作業中のファイルはデスクトップに置いておいた方がアクセスや起動が速い。
時々、ファイルはコピーしてサーバーなど別の場所にバックアップしている。
意識的に手作業でやるのがポイントだ。

大事なのはデスクトップからファイルを見えなくすることではない。
大事なのはデスクトップに置いているファイルの数を減らすことだ。
つまり、並行してやる作業は少なくすることだ。
そこを意識することも、このデスクトップ仕事術の目的である。

適当に検索して壁紙を設定してみた。
デスクトップそのものを複数色分けする壁紙である。
「進行中」とか「後回し」が置く場所で一目瞭然になる。