通勤経路の選び方

朝の通勤で気付いた。
ずっと最寄りの駅から職場まで住宅街の道を歩いていた。
その方が車も少なくて快適だろうと判断したからだ。
ところが、いつもその道を通る時に苛々していることに気付いた。
理由は、住宅街の道は交通量は少ないのだが、その少ない車が自分を苛々させるのだ。
朝から始業時間前にヤホーを見るために少しでも早く職場に着こうと住宅街の中を抜ける車がいるのだ。
そういった時間を大切にするすばらしいサラリーマンたちは、自らの運転技術に自信を持っているので住宅街でもスピードを出す。
道幅が狭いので歩いている自分のすぐ横を接触したらただでは済まないスピードで抜けていくのだ。
それで緊張し、苛々する。
あれ?
道を変えた方がいいんじゃね?
試しに並行して走っている幹線道路に出てみた。
そこは交通量が多く、通勤で車が渋滞気味だが、幅広の歩道があるので、歩行者の脇を車が走り抜けるということはない。
ああ、こっちの方が実は快適なんだと気付いた。
オープンマインドに欠けていたかもしれない。
常識に捕らわれていた。
実は歩行者にとっても、車と棲み分けができている幹線道路の方が歩きやすいのだ。
こういった思い込みはいくらでもある。
自分の思い込みに気づいて、ちょっと変化をしてみると思いの外快適になることがある。
そういう試みを来年2019年もどんどんやっていきたい。