徹底的に考えること

徹底的に考える、ということは、偉い人がよく言っている。
色んな表現で言っている。
例えば糸井重里さんは「君は脳みそから血が出るくらい考えているか」と社員に問いかけるらしい。
孫正義さんは問題の解決案については、それが出るまで深く考え続けることとツイートしている↓

見城徹さんは、ベッドに入り眠りにつくまでは最適な沈思黙考の時間だということを言っている。
そして、不眠症はパートナーということも。
マッチョだ。
吉田健一が窓の外の闇をじっと凝視していたというエピソードも思い出す。
こちらは気が狂いそうなので注意。
そういう時間をファイアーエムブレムでごまかしていては駄目だな。

考えに考え抜くことで自分の人生を豊かにするのだ。
一人で考えないとおもしろいことは思いつかない。
問題があれば、紙に箇条書きに書いてひたすら眺めるのもいい。
自分は、ほぼ日手帳weeksや仕事用A5ノートに箇条書きでプロジェクトリスト・課題リストを作っている。
スキマ時間にそれを眺めて考えるようにしている。
NextActionが思いつけば、それをスケジュールに落とし込んで実行する。
この辺りにはGTDのやり方が反映されている。
とにかく限界まで考えることしかない。
限界というのは、一番明確なのは時間の限界だ。
どんな仕事にも締切がある。
もちろん問題も一つだけではないだろう。
その中で、今、どの問題を考えるべきか、自分で選択して考えることだ。
仕事術なんてそこに尽きる気もする。
手帳術とか、ロジカルなんとかとか、考えるためには色んな方法があるから、それらの中から好きなやり方、自分に合ったやり方を選んでやればいい。
どれが正解というわけでもない。
ああ、そうだ、思い出した。
ウォーレン・バフェットは、

I just sit in my office and read all day.

と言っている。
「私はただオフィスに座って、一日中読んでいる」ということだが、要するに読んでひたすら考えることに一日を費やしているのだ。
コカコーラを飲みながら。
かっこいいね。
ロックだと思う。
ただ座って思考することが、こんなにロックだとバフェットに教わった。
その偉大な成果にガツンとやられちまった。
自分は「バフェットのように読み、レヴィ=ストロースのように書く」という言葉を自分で作ってモットーとしている。
その結果がこの考えることについて考えて書いたブログでもある。