子育てに失敗したごたる

金曜日の21時50分、ようやく一人になって、シャワーを浴びて、まだ皿洗いが中途半端に残っているが、書き始めた。
子育てに失敗したようだ。
そこを認めないと前に進まないだろう。
長男は14歳、中学2年生だ。
もっとも難しい年齢なのかもしれない。
それにしても、何も言えなくなっている。
たとえば、夕食食べても、制服のままダラダラして、2階の勉強部屋はエアコンをつけっぱなしだから、1時間待って、それでも気づかないので、
「エアコンを消せと昨日も言っただろう」
「さっさと制服着替えろ」
とちょっと強く言っただけで、
「今、着替えようと思っていたのに」
といった、心底くだらないこと言うから、つい切れてしまい、怒ってしまう。
そうなると、長男はおそらく心をシャットダウンする。
泣いてわめいて、何を言っても、こっちの言葉に被せるように、
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と繰り返すだけだ。
それ意味がない。
たぶん話を聞いていない。
父親の意図は、
「金曜日だから、疲れているだろうし、のんびりしてもいい。だったら、部屋のエアコンを消して来い、もし消さずにすぐに2階に上がるなら、だらだらせずに制服を着替えて2階に上がれ。ただそれだけだ」
という説明に、まったく聞く耳がない。
うんざりする。
しかし、長男がそういう態度をとるようになったのは、おそらく私のせいなのだ。
私が時々、切れて激しく怒ってきたせいなのだ。
そのせいで、長男は、自分が何か注意すると怒られるとシステム1(ダニエル・カーネマン)で反応し、脳をシャットダウンしてしまう。
完全に子育てに失敗した。
自分がアンガーマネジメントできなかったせいだ。
そこを認めるしかないだろう。
認めてどうするか。
長男との心理的安全性の再構築をしないといけない。
心理的安全性が無ければ、おそらく何を言っても長男の心には届かない。
英語の成績が酷いものだが、そしておそらくそれは単に英語に費やす時間が短いせいだと思うが、そういったアドバイスも聞こえない。
長期戦になるね。
心理的安全性は一朝一夕に構築できるものではないだろう。
特に一旦こじれてしまっては、厳しい。
しかし、やるしかないだろう。
GRIT, GRIT, GRIT…