めんどくさい。

めんどくさい。
ただただ、色んなことがめんどくさくて、23時回って飲み始めた。
プライムハイボール350ml×1缶
アルコール8%
これを維持できるか。
昨日まで2日間、休肝日。
きっかけは中2長男。
それの前段階として、仕事での疲労。
月曜日から、重たい会議が3日続いて、疲労のピーク。
水曜日は残業せずに色々と放り出して帰宅。
すぐに横になるが、うまく眠れず。
家事ができずになんとか食事とシャワー浴びて、21時には寝た。
22時半過ぎに、目が覚めて階下に降りると、長男がこそこそして、入れ替わるようにおやすみ。
ダイニングテーブルに置いてあるニンテンドー3DSを確認したら、1時間30分超のゲーム時間が記録されていた。
22時まで1時間以内、って渡したのに、これである。
たぶん仕事のストレスも引き金となり、長男に小言を言いにいった。
そしたら「これぐらいでゲーム依存症ではない」と強く主張。
ただ、勉強ができていないので、朝3時半に起きてやると。
睡眠時間4.5時間。
いや、それは短すぎるだろう。
少なくとも平日は6時間は睡眠時間を確保しろ。
それに勉強をしたうえでの、ゲームだ。
という話は何度もしているし、それ以上の要求をした覚えはない。
それでも、泣き出す長男から引き出したのは、
「お父さんは何日も苛々を引きずるから」
という言葉だった。
なんだそのジコチューは。
要するに、ゲームで怒ったことを私は数日も引きずってネチネチと長男に当たっていると主張しているらしい。
うーん。
それって、たぶん仕事の苛々が大きいよね。
やっぱり父親って、仕事のストレスを家庭には持ち込まずに、ニコニコすべきなのか。
仕事の愚痴は誰も聞いてもらえないが、家事や育児にはきちんと責任をもって参画すべきらしい。
それが21世紀の日本のよき父親なのだろう。
仕事は家庭に持ち込まない。
家事や育児には主体的に参画する。
家庭ではご機嫌なパパでいること。
不倫も寄り道もしない。
休日は家族サービス第一。
そして、職場では感情を出さずに、部下への影響を考慮してマッチョな姿勢を維持すること。
そして、生産性高く、残業せず。
あーノリでサラリーマンやっていた昭和がうらやましいわ。
なんだか、仕事も子育ても、何もかもが、めんどくさいな平成は。
本質ではない点に思いつきでこだわりやがって。
苛々して、担々麺たべたら、汁がシャツへ飛ぶし。
この程度のきっかけで、死んだりするのである。
ポール・オースターの描く主人公は、最後の玉子が手からすべり落ちて、床で割れた瞬間に気が狂ったのではなかったか。
読み返す気力もない。
数学ガール』はまったく読めていないし、『子供をゲーム依存症から救う精神科医の治療法』も読んでいない。
長男に両方見せた。
勝手に読んで、勝手にゲーム依存症予防してもらいたい。
勝手に勉強して、勝手に京都大学でもどこへでも進学してもらいたい。
勝手に生きてほしい。
心からそう願う。
子離れの寂しさを味わいたい。
この子育てからの卒業。
自分は、このオープンなスタイルでしか、やれない。
長男に対しても、自分の考えていることを率直に伝えた。
自分が苛々しても、それは仕事のことがほとんどであなたに対して苛々しているわけではない。
「そう思うのは、あまりにも中2的でジコチューだよ」とはさすがに言わなかった。
あー思春期ってめんどくさい。
若者って集団でいると、なんで声がでかくなるんだろう。
車のエンジンを改造して音を大きくしたり、車でズンズン重低音を響かせるのって、なんのアピールなんだろう。
恥ずかしくないのかな。
若さって、恥ずかしいよね。
自分も思い出したくないことはいっぱいある。
それに直面すると、父親の役割を投げ出したくなる。
ただただ、めんどくさい。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

子供をゲーム依存症から救う精神科医の治療法

子供をゲーム依存症から救う精神科医の治療法