バレットジャーナルっぽいことをジブン手帳mini でやっている

Bullet Journal key

Marie さんの『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』を読んだ。
まあ、この「バレットジャーナル」Bullet Journal から説明するのがめんどくさい。
一種の手帳術だと思って、興味がある人は Google先生に聞いてください。
Bullet Journal を知った自分は、かっこいいなと思い、早速、手持ちの測量野帳で実践した。
なかなかうまく機能した。
その時、自分はジブン手帳mini を使っていた。
だから手帳がジブン手帳mini と Bullet Journal の2冊を並行して運用することになった。
それで問題は無かった。
でも、ある日ふと、ジブン手帳mini で Bullet Journal をやればいいじゃんと思った。
それは、ジブン手帳mini には IDEA という Bullet Journal を実践するのにぴったりな方眼ノートが付属するからだ。
本書を読んでいると、紹介されている狩野直子さんという方もジブン手帳の IDEA で Bullet Journal 式の「旅のしおり」を実践されていた。p170
自分は、この IDEA に「・」というキーをつけてタスクやその他をどんどん書き込んでいく。
週間スケジュールページも含めて、IDEA も毎日、何度となく読み返す習慣ができているので、タスクを漏らすことはない。
Marieさんが、未完了のタスクを転記するときに一度立ち止まって「このタスクは、自分にとって本当に必要なことか?」と考えるのが重要だということを書かれていた(p59)。
これはエッセンシャル思考に通じるよい習慣になる。
ある意味、タスクをやらないために、Bullet Journal を実践しているのだと思う。
タスクをやる前に書く。
そして、寝かせる。
そのうち、やっぱり、これやらなくてもいいんじゃね?
そうして、本当にやるべきタスクのみが残るのだ。
読みたい本リストや欲しいものリストも同じだ。
書いてしばらく寝かせておくと、読まなくていいやとか、わざわざ買わなくてもいいやとなる。

ふせん

Marieさんの、買い物リストはふせんで管理する(p68)という工夫は自分もジブン手帳mini で実践している。
たとえば、ちいさなふせんに「散髪」と書いて、適当な平日の夕方に貼っておく。
その日、仕事が早く片付きそうであれば、予約の電話を入れる。
仕事が忙しくて行けそうになければ、ふせんを翌日以降の日へ貼り替える。
これは手帳術について書くと毎回のように書いているが、佐々木かをりさんの考えでは、タスクは思いついた時に実行する日時を決めて、スケジュールに落とし込むべきだ、となる。
それは確かにそうだと思う。
でも、自分はもうちょっと緩く運用している。
ふせんで仮にスケジュール上にプロットするのが、簡単に移動もできて便利だ。

チェックボックス

Marieさんは、タスクなどのチェックボックス「☐」を塗り潰す作業が大好き(p70)と書かれている。
自分も同感だが、いちいちチェックボックスを手書きするのはめんどくさいと感じる。
そこで、ジブン手帳mini の週間バーチカルページなど、方眼を利用して簡単に作れるところはチェックボックスを利用して、IDEA では単に「・」でチェックしている。
その辺りもゆるい運用でやっている。
ちなみに見た目がよいのでできる限り赤で塗り潰すようにしている。
たくさん赤で塗り潰されたチェックボックスがあれば、その日一日たくさんタスクがこなせたと見える。
また、やることリスト以外に、「やったことリスト」も書いている。
「やったことリスト」は、やることリストをあらかじめ作らなかったり、上に書いたようにふせんでタスクを管理していたものを実行した後に、記録・ログとしてチェックボックスを作って塗り潰すものである。
これまた、やったぞーと見えるのでうれしくなる。
Bullet Journal であれ何であれ、手帳術は実践している本人が気持ちよくできるかどうか、が重要なポイントとなる。
他人の手帳術は、それを基準に自分に取り入れるのがいいと思う。

GTD

本書で直接言及されてはいないが、Bullet Journal は、GTD とも相性が良さそうだ。
GTD は、デビッド・アレンが提唱したタスク管理法だ。
一時期流行ったが、今ではあまり聞かない。
それでも自分などは、タスク管理の基本に GTD の考え方がしっかりインストールされている。
Marieさんも、思い浮かんだことをなんでも書き込んで記録することで頭がすっきりする(p78)と言及されているが、これは GTD での収集に対応している。
タスクを小さく分解する(p89)なども、GTD の考え方だ。
要するに、GTD を Bullet Journal で実践すればいいのだ。
この辺は、検索してみると実践している事例がありそうだ。
今回はめんどくさくてそこまでしていない。

まとめ

Bullet Journal や GTD を実践するツールとしてジブン手帳はぴったりだと思う。
これもまた、ジブン手帳で Bullet Journal やっている人は検索すればみつかりそうだ。