夫婦の分断を煽る何か

先日、NHK で「フラリーマン」という、またしても夫婦間の分断を煽る言葉が喧伝されていた。こういった言葉は無視した方がいい。「産後クライシス」などもね。
よくわからないのは、フラリーマンを紹介したら、子育て主婦からたくさんの批判的な意見が寄せられたということだ。問題は、多くのフラリーマンではなく、あなたの夫がフラリーマンかどうかじゃないのか?
とにかく、自分は夫でフラリーマン側なので、意識的に、Twitter で触れなかった。SNS での世代間対立、夫婦間対立、支持政党間対立、安倍政権を巡る対立などに巻き込まれないように注意。フラリーマンもその類いだろう。いったい誰が得する概念なのか?新書が数冊売れるかな。

そして、ドラマ『コウノドリ』からは「うちのインティライミ」というタグが生まれた。これまた夫婦間の分断を煽るタグだ。心底くだらないと思う。このタグを使って、夫への不満を Twitter にさらして未来はあるのか?と思う。中には、夫への愚痴を娯楽として楽しめる妻がいる。しかし、大部分は、愚痴やツイートの気分そのままに帰宅した夫に対してしまい、さらに夫婦関係を悪化させるだろう。「うちのインティライミ」なんかに乗っかるのは百害あって一利無しである。

流行り言葉に注意。安易に使うと、その言葉に思考を乗っ取られるから。