仕事100%は覚悟の問題

仕事は、週40時間+やるわけだし、人生のメインの一つなので、100%ガチンコでやった方がおもしろい。どんな仕事でも、今の仕事に没入すればいい。一方で、時々、この仕事をあと20年続けるのか、と考えたりするとうんざりして簡単に死にたくなる。でも、死なない。JR通勤じゃなく、ホームに立たなくて済むのは助かっている。人は計画的にホームに飛び込んだりはしない。ふとした衝動だと思う。
100%でやると腹を括れば、色んな仕事が進む。半端に逃げようとするから精神的につらくなる。逃げるなら100%で逃げた方がいいだろう。どちらを選択しようが、自分の人生なのだから、100%しかありえないんだよね、本当は。優柔不断でぐずぐずしたって、それはぐずぐず100%になる。それでいい。何をやるにしても、やらないにしても、100%なんだと思っておけばいい。
100%というのは腹を括ることで、覚悟の問題だと思う。どんな道を進むにせよ、立ち止まるにせよ、自分で選択するということ。

例によって、各方面に相談を投げるのだが、誰一人判断しないので、物事が進まない。うんざりするが、それも 100%でやることだ。仕事とはそういうものだ。ここで、鈴木敏夫さんの言葉を思い出す。

どうにもならんことは、どうにもならん。どうにかなることは、どうにかなる。

シン・ゴジラ』の初めの方を見ると、官僚組織の決定スピードの遅さが戯画的に描かれている。おもしろい。自分の仕事にも接続する。決定スピードの遅さは、しかし、絶対的に悪いことではないだろう。それはまた考える。

とにかく仕事は100%でやればいいのだ。結果は気にしない。人事は気にしない。それらは自分でコントロールできることではないからだ。自分は自分ができることを、100%やるしかないのだ。